森が燃え尽きる前に、火を止めたい。 STOP!森林火災 in インドネシア・ボルネオ島

【緊急支援のお願い】森が燃え尽きる前に。命懸けで火を消す消防チームを支えてください!

現在、私たちが長年活動を続けているインドネシア・ボルネオ島で、また悲惨な森林火災が始まっています。

2015年の大火災では、現地の仲間と大切に育てた植林地の約9割が燃えました。
一度燃え広がってしまえば、オランウータンなど多くの野生動物の命が奪われ、火を消し止めることは極めて困難になります。

あの悲劇をもう繰り返したくありません。

そして、ボルネオ島の火災は、私たちの暮らしにも直結しています🌍🔥

熱帯林や泥炭湿地が燃えることで発生する膨大な温室効果ガスは、気候変動を加速させます。
これは決して遠い国の出来事ではなく、日本に暮らす私たちの生活環境の危機にもつながる世界的な問題です。

大火災による壊滅的な被害を防ぐには、火が小さいうちに見つけ、いち早く消し止めることが何より重要です。
今この瞬間も、現地の消防チームが森や動物を守るため、命がけでパトロールと消火活動にあたっています。

彼らが一刻も早く現場へ向かい、活動を続けるための「燃料」や「安全装備」を届けるため、ウータンでは緊急クラウドファンディングを立ち上げました。

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◆ 緊急募金プロジェクト詳細 ◆
森が燃え尽きる前に、火を止めたい。
STOP!森林火災 in ボルネオ島
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💰目標金額:200万円
⏰募集期間:10月末まで
👇ご寄付の詳細・お手続きはこちらから

決済方法:クレジットカード、銀行振込

皆様からいただくご寄付は、
🔥消防チームが現場へ向かうための燃料費や安全装備
🦧危険にさらされたオランウータンなどの野生動物の救護活動
に直結します。

これまでウータンの活動を支え、共に森を育ててくださった皆様の力を、今再びお貸しください。

今、まだ守れる森があります。

どうか温かいご支援と情報拡散へのご協力をよろしくお願いいたします。

(9/1-30)パーム油フリー月間 キャンペーンを開始しました!

#パーム油フリー月間 キャンペーン‼️🦧

ボルネオ島の熱帯林破壊や生物多様性の損失原因となっている「 #パーム油 」

パーム油フリー商品の紹介や、暮らしの中で使用を減らすアクションを呼びかける「パーム油フリー月間キャンペーン」を、9月1日〜9月30日の1ヶ月間開催中です!

ぜひ「 #パーム油フリー 」「 #パーム油フリー月間 」のハッシュタグをつけて、SNSで発信してください!

また、公式SNSのフォローや投稿のシェア・拡散もよろしくお願いいたします。

🔻 キャンペーン公式SNS
Instagram: パーム油フリー月間
X (旧Twitter): @palmoilfreemo
Facebook: 公式Facebookページ

パーム油の使用を減らすことを目指す「パーム油フリー月間」。

お菓子やカップ麺、インスタント食品の原材料名にある「植物油脂」の多くには、マレーシアやインドネシアなどで採れるアブラヤシからできた「パーム油」が使われています。

パーム油を生産するための大規模な森林破壊は、オランウータンをはじめとする野生動物を絶滅の危機に瀕させている大きな要因です。

自然豊かな熱帯雨林を伐採して作られたパーム油を使い続けることは、動物たちのすみかを奪うことにも繋がってしまいます。
かけがえのない熱帯雨林を守るためにも、パーム油の利用はできるだけ控えましょう。

もしパーム油を含む製品が必要な場合は、環境や人権に配慮して作られた「RSPO認証マーク」がついたものを選ぶのも大切な一歩です。

【あなたが取り組めるアクション】
・パーム油フリー(不使用)の商品を買って投稿する
・パーム油を減らす工夫やライフスタイルを投稿する
・守りたい自然や動物への想いを投稿する

投稿にはハッシュタグ「 パーム油フリー月間 」「 パーム油フリー 」を添える
今回は、3回目の「パーム油フリー月間」企画を記念して、プレゼント企画を行います!ぜひ皆さまご参加ください。

【プレゼント企画参加方法】
投稿にパーム油フリー月間 をつけて、ご自身のアクションやエピソードを期間中に投稿し、こちらの投稿に「投稿しました」とコメントをする。

< プレゼント内容 >
〇優秀賞:
・国産全身シャンプーバー CHANTIQUE |全身シャンプーバー(CHANT) (5名様限定)
・ヴィーガンUVスプレー @soeff (4名様限定)

◉審査は、今回のプロジェクト発案者であるウータン森と生活を考える会プランテーションウォッチ、Ethical Givingが審査いたします。

【開催期間】 9月1日(火)〜 9月30日(水)
みなさまのご参加と発信をお待ちしております!

【企画・主催】
◎エシカルストア『Ethical Giving エシカルギビング|地球に、未来の子供たちに、ミニマリストに。 』

◎環境NGO『ウータン・森と生活を考える会 HUTAN Group ウータン・森と生活を考える会 』

【共同プレスリリース】インドネシアの熱帯林を破壊するバイオマス発電は「重大なESGリスク」   環境NGOのエンゲージメント要請に対し、国内外の主要株主・金融機関から懸念相次ぐ

ゴロンタロ州のペレット工場向けの伐採地(c)Auriga Nusantara

 報道関係者各位

2026年9月1日

ウータン・森と生活を考える会

【共同プレスリリース】

インドネシアの熱帯林を破壊するバイオマス発電は「重大なESGリスク」

環境NGOのエンゲージメント要請に対し、国内外の主要株主・金融機関から懸念相次ぐ

 

ウータン・森と生活を考える会、プランテーション・ウォッチなどの環境NGO 5団体ら(末尾に記載)は、2026年4月、「生物多様性ホットスポット」インドネシア・スラウェシ島の木質ペレット生産・調達に関与する、阪和興業および東京ガス株式会社の主要株主(国内外の金融機関71社)に対し、「ESG エンゲージメント及び投融資の見直し(ダイベストメント)を求める要請書」を送付しました。

本要請に対し、日本のメガバンク、大手生命保険・損害保険会社、そして世界有数の規模を誇る資産運用会社から多数の回答および直接面談の機会が寄せられました。回答数は、国内金融機関が12社(14社中(回答率約86%))、海外金融機関が8社(57社中(回答率約14%))です。

連名団体はこれまで投資家・金融機関に対して、木質バイオマス発電の問題について継続的に対話してきました。今回の国内金融機関の回答率は極めて高く、本事業に対する危機意識の広がりを示しています。

回答や面談を通して、本事業が抱える熱帯林破壊と人権侵害リスクが、もはや「NGO側の懸念」にとどまらず、国内外の投資家・金融機関にとっても、企業の財務やステークホルダーに重大な影響を与える、「気候・自然資本・人権リスク」として認識されていることが明らかになりました。一部では実効的なアクションに向けたエンゲージメントも行われています。

阪和興業は、スラウェシ島・ゴロンタロ州のペレット工場(PT. Biomasa Jaya Abadi:BJA)に20%出資し、生産されたペレットを日本や韓国向けに販売。その一部が、東京ガスの富山県・伏木万葉埠頭バイオマス発電所で燃やされています。

両社には、投資家・金融機関の懸念を受け止め、危機の回避に向けた迅速な行動が求められます。

投資家の回答は下記まとめ、阪和興業・東京ガスへの提言(求められる行動)は本文後半をご覧ください。

 

【実施時期・方法】

・時期:要請書発出(4月1日)後、4月中旬から6月上旬にかけて実施

・方法:メールや書面(PDF)での回答、オンラインまたは対面での対話を通してヒアリング

・要請書を送った金融機関:金融情報システムを用いて阪和興業・東京ガス両社の株主を調べ、持ち株比率の上位を中心に絞り込んだ。社名は要請書末尾に記載。

 

【投資家・金融機関の回答まとめ】

①要請内容に関するオンラインまたは対面での直接対話を実施:4社

・【国内A社(運用会社)】:当該ペレット生産事業について、「EIA(環境影響評価)が未公開であること」「絶滅危惧種への影響」「人権への影響(洪水被害など)」など、現場の実態と阪和興業の建前との乖離について深い質疑を実施。投資家側から「現実に企業に何を要求していくべきか(EIA公開やTNFD開示、伐採・調達の即時停止か段階的停止か)」について戦略のすり合わせを求められ、今後の「投資判断に生かす」との発言がありました

・【国内B社(保険会社)】:「天然林伐採に伴う水害・洪水リスク(災害リスク)」に強い関心。固有種・絶滅危惧種に対する悪影響と合わせて、こうしたリスクが明らかにも関わらず企業が出資判断を行っている現状を踏まえ、阪和興業のガバナンス(リスク判断の体制)に疑問を呈する見解も示されました。

・【国内C社(運用会社)】:すでに阪和興業に対してエンゲージメントがなされたと説明がありました。投資家として企業を追及するために、「常に鮮度の高い現場の情報が欲しい」という切実な要望を受けました。

・【国内D社(銀行グループ)】:NGOからの説明を受けて、当該伐採エリアの森林が、「原生林ではないが、絶滅危惧種が多く、保護価値の高い森林(HCV)である」との認識を共有し、今後のポリシー改訂やエンゲージメント等において、HCVを重視する意向が示されました。

 

②自社の厳格な方針や具体的なアクションを明言:6社

・【海外E社(運用会社)】:「認証制度や合法性証明等に依存するだけでは現場のリスクは防げない」として、要請書の懸念事項に完全同意。環境・人権リスクに関するガバナンスと情報開示の透明性について、東京ガスの取締役会と直接エンゲージメントを行う意向を示しました。

・【国内F社(銀行グループ)】: 木質バイオマス発電を「負の影響を助長する可能性が高いセクター」と認識。「環境・社会課題の未対応により事業継続に重大な影響が出る場合は投融資を行わない」というリスク管理/スクリーニングの基準を提示しました。

・【海外G社(銀行グループ)】:「一次熱帯林の伐採」や「高炭素貯留林(HCS)の転換」等を伴う事業には「資金提供しない(will not finance)」と明言。NGOからのレポートもクライアント対話のスコープに含めると回答しました。

・【海外H社(銀行グループ)】:バイオマス事業への融資には「赤道原則(EP4)」に基づく「FPIC(住民の事前の自由な同意)」の取得が必須であるとの見解を示しました。

・【国内I社(運用会社)】: インドネシアの木質バイオマス生産・調達における熱帯林破壊や人権リスクの懸念を公式に表明。「事業主体による継続的な情報開示」「第三者による検証」「(地域社会を含む)ステークホルダーとの対話」が不可欠であるとの見解を示しました。

・【国内J社(銀行グループ)】: 森林・木質バイオマス発電を、投融資に際して「留意が必要な事業」とし、燃料の持続可能性、ライフサイクルGHG排出量を考慮し、重大な負の影響を回避するよう務めると回答しました。また、森林セクターの投融資先に対してNDPE(森林破壊・泥炭地開発・搾取ゼロ)やFPIC(自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意)の遵守を要求するとしています。

※これ以外の10社は、個別案件・顧客に関する回答はできないという主旨の回答でした。

 

【国内外の株主・金融機関の懸念を踏まえた阪和興業・東京ガスへの要請】

阪和興業株式会社に対して提出した情報公開の要請書(3月16日付)では、

-BJAに木材を供給するBTL およびIGL の事業実施地(伐採エリア)の環境影響評価(EIA)の公開 

-これらのエリア内に生息することが確認された固有種および絶滅危惧種のリストの開示 

-種の保全や生態系の保全・回復措置についての詳細な説明 

-伐採エリア周辺のコミュニティに対する、「自由意思による、事前の、十分な情報に基づく同意」(FPIC)の手続きに関する具体的記録の開示

を求めました。 

しかし、法的義務であるはずのEIAの公開はされず、その他の質問に対しても十分な回答はありませんでした(同社の回答(5月25日付)及びNGOによる回答の要点抜粋)。また、「地域社会の意見を適切に反映している」「住民協議(パブリック・コンサルテーション)は実施されている」との回答とは裏腹に、具体的情報は開示されず、事業の影響を受ける地域では村人による抗議が繰り返されています。直近の5月に行われたデモでは6名の逮捕者が出ており、警察の法的措置を恐れた一人の女性が服毒し自殺未遂を図る事態となりました。  

 

国内外の株主・金融機関の懸念も踏まえ、阪和興業に対して以下の行動が求めます。

– 木質ペレット生産のための熱帯林伐採の即時停止

– 事業地(伐採エリア)の環境影響評価(EIA)の公開

– 固有種・絶滅危惧種のリストおよび保全措置の詳細な説明

– 住民協議/FPICの実施記録の公開、住民との軋轢の解消に向けた措置

東京ガスとしても、持続可能性・法令遵守・人権尊重の観点から、このような状況で調達を継続することは許されません。調達を即座に停止した上で、上述の行動をサプライヤーに求め、適切な対応が見られない場合、調達を見直すべきです。

日本の再生可能エネルギーが、インドネシアの貴重な生態系と人々の命・生活基盤を破壊して成り立つことは、気候変動対策として完全に破綻しており、到底責任あるビジネスとは言えません。連名団体は今後も、熱帯林破壊や人権への負の影響のないエネルギーシステムを目指して、投資家・金融機関、関連事業者との対話を継続してまいります。

 

【最新の状況報告】

  • 1万筆超(6月17日時点)の反対署名を阪和興業と東京ガスに提出:ウータン・森と生活を考える会は、国内外から集まった「熱帯林をバイオマス発電のために燃やさないで!」とする本事業への反対署名を、阪和興業および東京ガスへ正式に提出し、即時の伐採停止を要請しました。

<オンライン署名>(2026年8月24日現在 14,094筆) https://t.co/0jZ953uHxM

 

  • 東京ガス定時株主総会での指摘と経営陣の対応:日刊工業新聞の報道によれば、6月26日の東京ガスの定時株主総会において、環境保護を重視する株主から「インドネシア産バイオマス燃料が現地の森林破壊や地元住民の人権侵害につながっている」「激しい抗議活動が行われ、逮捕者も出ている」との指摘が上がりました。これに対し同社の担当役員は「遺憾であり、重く受けとめている。現地の燃料事業者にはそうした課題の解決を図るよう、働きかけたい」と応じました。

<日刊工業新聞 (2026年6月26日付)> https://www.nikkan.co.jp/articles/view/785237

 

  • 日・インドネシア森林保全シンポジウム2026での指摘と議論(7月23日):シンポジウムにおいて、現地NGOや研究者より、本事業に伴う1.4万ha超の森林破壊や度重なる洪水被害、住民への人権侵害の実態が改めて報告されました。一方、資源エネルギー庁からは2026年度からの大規模木質バイオマスに対する新規FIT/FIP支援の廃止方針や持続可能性基準の厳格化が示され、登壇した金融機関からも、環境・人権配慮が不十分な事業には投融資を行わない厳格な方針が表明されました。

<日・インドネシア森林保全シンポジウム2026>

https://www.gef.or.jp/news/event/260722-23japan_indonesia_forest_symposium/

 

【要請書および本プレスリリースの連名団体】

ウータン・森と生活を考える会

プランテーション・ウォッチ

熱帯林行動ネットワーク

マイティー・アース

「環境・持続社会」研究センター(JACSES)

泊みゆき(バイオマス産業社会ネットワーク理事長)

 

【本件に関するお問い合わせ先】

一般社団法人ウータン・森と生活を考える会

理事:石崎 雄一郎

contact-hutan@hutangroup.org

 

(10/24)特別来日講演:パプアニューギニアの森と未来を守る

熱帯雨林の宝庫であり、多様な文化が息づくパプアニューギニア。
しかし、かつての植民地支配や外部からの搾取的な開発は、現地の森と社会に大きな影を落としてきました。

そこで20年以上にわたり、森林保全とコミュニティの自立支援に携わってきたNGO
“FORCERT”のコスマス・マカメトさんを招き、現地のリアルな現状と私たちができることについてお話しいただきます。

村に伝わる植物や動物、資源の知識を丁寧にまとめ、次世代へ確実に引き継ぐためのプロセスを支援したり、女性や若者たちの声を吸い上げ、地域社会のすべてのメンバーが自分の意見を表明する力を得られるように努めたりなど、地域社会のエンパワーメントを図ってきたFORCERTの活動から学びたいと思います。

【ゲスト講師プロフィール】
Cosmas Makamet(コスマス・マカメト)さん
非政府組織FORCERTマネージャー。
環境科学修士。パプアニューギニアにおける持続可能な森林管理の第一人者であり、2008年には国内最大の認証木材輸出を成功させるなど、エコ・フォレストリーの普及に尽力。150種以上の鳥の鳴き声を識別できる豊かな感性と専門知識を併せ持つ。

FORCERT 公式サイト: https://forcertpng.org/

【開催情報】
日時: 10月24日(土)14:00 〜 16:00

会場: 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)セミナー室1
住所: 大阪市中央区大手前一丁目3番49号
アクセス: 京阪・Osaka Metro「天満橋」駅から徒歩約6分
https://www.dawncenter.jp/shisetsu/map.php

参加費:無料

申込: 以下のフォームにご記入ください
https://forms.gle/hFzADXfGF6R8NQFq7

主催:パプアニューギニアとソロモン諸島の森を守る会
協力:ウータン・森と生活を考える会

6/27(土)【大阪&オンライン】ウータン会員総会&西岡良夫代表の講演「COP30からの課題〜アマゾンの生態系がピンチ!回復力が課題」

6/27(土)【大阪&オンライン】ウータン会員総会&西岡良夫代表の講演「COP30からの課題〜アマゾンの生態系がピンチ!回復力が課題」

【日時・スケジュール】2026年6月27日(土)

13:30〜15:00 ウータン会員総会 

15:30〜16:30 西岡良夫代表の講演「COP30からの課題〜アマゾンの生態系がピンチ!回復力が課題」  

終了後、有志で懇親会

【場所】

または、オンラインzoom (お申し込みの方にURLをお送りします)

申込みはこちら

https://docs.google.com/forms/d/1PX1DBPL7QUtJccJudmYln-hQ_SbKIikLyPZqJuretqc

または、contact-hutan@hutangroup.org

【5/30開催】COP30報告会:アマゾンの森から未来を問う ~先住民の知恵と気候正義~ブラジル現地取材に基づく最新報告

 

2025年にブラジルで開催されたCOP30(国連気候変動枠組条約締約国会議)ではどのような成果があったのか?

現地アマゾンの先住民はどのような声をあげたのか?

今回は、長年ブラジルの民衆運動や先住民族を取材されているジャーナリストの下郷さとみさんをお迎えします。

イラン情勢をはじめ、世の中が大きく変化しながらも、環境問題はずっと待ったなしの状態であり、未来世代にこれ以上のツケを残すことはできません。

巨大開発に抗う先住民たちの「自然の権利」や「気候正義」という視点からも、私たちがこれからどのようなアクションを起こしていけるのか、今だからこそ共に考える時間を持ちたいと思います。

■開催概要

COP30報告会 アマゾンの森から未来を問う 〜先住民の知恵と気候正義〜

【日時】 2026年5月30日(土) 14:00~16:00(終了後、有志で懇親会)

【会場】

 ・会場参加:大阪市立生涯学習センター 第2研修室 (大阪駅前第2ビル6階) 

・オンライン:Zoom配信

【参加費】

    無料(活動継続のため、寄付を歓迎しております)

【内容】 

・COP30ベレン会議 現地レポート 

・市民による「ピープルズ・サミット」の様子 

・先住民が語る「自然の権利」と気候正義 〜ボトムアップの変革を目指して

【講師】 

下郷さとみさん( ジャーナリスト )

リオデジャネイロのファベーラ(スラム)やアマゾン先住民族居住区などをフィールドにブラジルの民衆運動を取材し続けている。著書に『地球の未来へ125の提案』(毎日新聞社)、『平和を考えよう』(あかね書房)、共著書に『創造と抵抗の森 アマゾン』(現代企画室)『コロナ危機と未来の選択』(コモンズ )、『ブラジルの社会思想』(現代企画室)など。

■お申し込み

以下のフォームより、5月29日(金)までにお申し込みください。 

申し込み:

 

※フォームが開けない場合は、お名前・参加方法(会場orオンライン)を添えて本メール、またはウータンのメール( contact-hutan@hutangroup.org  )までご返信ください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

一般社団法人になりました

ウータン・森と生活を考える会は、2026年4月より一般社団法人として新たな一歩を踏み出しました。これまでの活動を基盤に、より持続的で広がりのある森づくりを進めてまいります。

1988年の設立以来、任意団体として有志のボランティアによる運営を軸に活動を続けてきましたが、今後の発展に向けて体制を強化するため法人化に至りました。
責任を個人に依存しない組織づくりや、職員体制の整備、資金調達や外部連携の拡大を進めていきます。

法人化により、社員や理事が責任を持って意思決定を行う体制となりますが、その中心を担うのはこれまで団体を支えてきたコアメンバーです。
また、これまで同様に会員制度も継続し、多くの方々に活動を支えていただく形は変わりません。

これからも変わらないこと
法人化後も、「自由闊達な議論」と「現場目線の行動」という姿勢は変わりません。これまでの歩みを大切にしながら、新たな仲間やパートナーとともに、森と人のよりよい関係づくりに取り組んでまいります。

【プレスリリース】日本の再エネが、インドネシアの「生物多様性ホットスポット」スラウェシ島で、熱帯林減少の要因に~現地で木質ペレットの生産と調達を行う、阪和興業と東京ガスの株主(金融機関)に、エンゲージメント(対話)とダイベストメント(投資の見直し)を要請~

[Press Release]Japan’s Renewable Energy Fueling Tropical Forest Loss in Sulawesi, Indonesia—A Global Biodiversity Hotspot —Calling on Shareholders (Financial Institutions) of Hanwa and Tokyo Gas, Involved in Wood Pellet Production and Procurement, to Undertake Engagement and Reconsider Investment (Including Divestment)—

Letter of Request for ESG Engagement and Reconsideration of Investment and Financing

PDF:http://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/tokyogas_hanwa_shareholders_letter_260401_eng.pdf

Potential Presence of Endangered Species in Pellet Production Areas in Gorontalo Province, Sulawesi

PDF:https://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/20260401gorontaloendangeredspecieseng.pdf

Open Letter of Questions and Requests to Hanwa Corporation and Tokyo Gas Regarding Pellet Production and Procurement on Sulawesi Island(October 27, 2025)

PDF:tokyogas_gorontalo_pellet_letter_251027_eng

http://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/tokyogas_gorontalo_pellet_letter_251027_eng.pdf

PDF:hanwa_gorontalo_pellet_letter_251027_eng

http://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/hanwa_gorontalo_pellet_letter_251027_eng.pdf

 

Press Release
報道関係者各位

2026年4月1日

ウータン・森と生活を考える会

 

日本の再エネが、インドネシアの「生物多様性ホットスポット」スラウェシ島で、熱帯林減少の要因に ~現地で木質ペレットの生産と調達を行う、阪和興業と東京ガスの株主(金融機関)に、エンゲージメント(対話)とダイベストメント(投資の見直し)を要請~

ウータン・森と生活を考える会は、4月1日、森林保全や気候変動対策の強化、持続可能なバイオマス利用を目指す複数の団体と連名で、阪和興業株式会社(以下、阪和興業)と東京ガス株式会社(以下、東京ガス)の株主である金融機関(日本国内14社、欧米57社)に対して、エンゲージメント(対話)とダイベストメント(投資の見直し)を求める要請書を送りました。

報道や現地NGOの調査により、阪和興業はインドネシア・スラウェシ島ゴロンタロ州で木質ペレット生産企業(PT. BJA)に20%出資しており、東京ガスがそのペレットを富山県・伏木万葉埠頭バイオマス発電所で燃料として使用していることが明らかになっています。

<背景>
現在、主要な輸入燃料である「木質ペレット」の輸入元として急成長しているのがインドネシアです。2023~25年にかけて、日本の木質ペレット総輸入量に同国が占める割合は1%から5%にまで増加しました。

インドネシア側の貿易データによると、2021~2025年の同国産ペレットの輸出量のうち、約60%が日本向けでした。2025年に日本が同国から輸入したペレットのうち、71%がゴロンタロ州から来ています。

スラウェシ島は、非常に長期にわたる地理的孤立から、生物が独自の進化を遂げており、特に貴重な生物多様性を有する「ホットスポット」の一つに指定されています。生物種の分化が現在も頻繁に起きる「交雑帯」が6か所も存在しており、研究者の間ではガラパゴス諸島と並んで「生きた進化の実験室」と呼ばれるほど、極めて貴重な場所です。交雑帯の一つがゴロンタロ州にあり、いくつもの貴重な固有種・絶滅危惧種の生息地となっています。

ゴロンタロ州では現在、既に2つのペレット工場が稼働しており、木材を供給するための伐採許可地(コンセッション)面積は、およそ10万ha(東京都の面積の半分に相当)になります。伐採地域では、少なくとも17種の絶滅危惧種と5種の準絶滅危惧種の生息地と重なっている恐れがあります。BJAだけみても、熱帯林の皆伐は年間1500ヘクタール(平均1日4ヘクタール)というペースで進んでいます。

このまま熱帯林の伐採・植林地への転換が広がれば、そこにしか存在しない生態系や、固有種・絶滅危惧種の生息に取り返しのつかない悪影響が及ぶ恐れがあります。

<主な懸念>
【貴重な生態系の不可逆的な喪失、ネイチャー・ポジティブへの逆行】
スラウェシ島は、世界的に貴重な「生物多様性のホットスポット」であり、多くの固有種(その地域にしかいない希少な種)が生息しています。その熱帯林を皆伐してプランテーションへの転換する事業は、現在企業に求められているネイチャー・ポジティブへの取組みに明らかに逆行します。現在、多くの金融機関が参加している TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース) の観点からも重大なネイチャーリスクです。

【気候変動対策としての不適格性と「炭素負債」のリスク】
木質バイオマス発電は「カーボンニュートラル」と誤解されがちですが、本事業のように天然林の伐採・燃焼を伴う場合、実際には大気中のCO₂を大幅に増加させる可能性があります。
樹木が数十年かけ蓄積した炭素は、燃焼により大量に放出されます。再植林による吸収でこれを相殺するには数十年〜百年以上の時間を要し、天然林の皆伐による土壌炭素の損失を加味すると、実質的な排出強度は石炭火力発電を上回るリスクがあり、パリ協定や、2030年までの大幅削減や2050年ネットゼロのタイムスパンと全く整合しません。

【地域住民の生活基盤の破壊と人権リスク】
BJAに木材を供給する伐採地は、河川上流の重要な集水域であり、下流住民にとって不可欠な「水源の森」です。近年の伐採の急速な拡大により、すでに水源への悪影響や洪水被害の増加が報告されており、安全な生活を脅かしています。また、農地を持たない住民にとって、森林は、ハチミツ、ラタン(籐)、サトウヤシ、薬草、野生鳥獣肉など多様な恵みを与えていました。ペレット生産目的の皆伐と植林地への転換は、こうした伝統的な生計手段を奪うものです。

現在の日本の政策(FIT/FIP制度)では、燃料の持続可能性の確認方法を、「認証の取得」や「個別企業等の独自の取組」(自己宣言)に依存しているため、実際には現場の環境破壊・地域社会への悪影響を防ぐことができていません。本要請書では、両社の株主・投資家として、独立した立場からの厳格なデューデリジェンスとエンゲージメントの実施を求めています。

<市民からの9500件を超える署名>

ウータン・森と生活を考える会が呼びかけている国際オンライン署名「熱帯林をバイオマス発電のために燃やさないで!〜東京ガス・阪和興業はスラウェシ島の天然林を破壊する木質ペレットの使用をやめてください〜」( https://t.co/0jZ953uHxM )には、9,500人を超える方からの署名が集まっています。

 

これらは、顧客やステークホルダーを含む、世界中の市民・消費者の直接的な声であり、森林破壊と人権侵害を伴うエネルギーを「再生可能」とは認めないという断固たる意志の表れです。また、近年の燃料高騰や円安により、輸入依存型のバイオマス発電は事業継続性が危うく、将来的に座礁資産化するリスクが極めて高いと言えます。

 

<要請書掲載ページ>

【日本企業宛】 

http://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/tokyogas_hanwa_shareholders_letter_260401_jpn.pdf

<参考資料>
● インドネシアからのペレット輸入量の推移について:「日本のバイオマス発電とスラウェシの森林」
https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2025/12/260113-Suzushima_Intro.pdf


● ファクトシート:「進化の実験室」スラウェシ島の生物多様性と森林減少―木質バイオマス(ペレット)生産のリスクとは?

https://www.gef.or.jp/wp-content/uploads/2025/12/factsheet_sulawesi_biodiversity_biomass.pdf


● 参考情報:スラウェシ島ゴロンタロ州の絶滅危惧種の生息状況

http://hutangroup.velvet.jp/db/pdf/20260401gorontaloendangeredspeciesjpn.pdf

● 2025年10月の公開質問兼要請書と阪和興業及び東京ガスの回答

阪和興業と東京ガスに宛てた、スラウェシ島のペレット生産・調達に関する公開質問兼要請書(2025 年 10 月 27 日)

阪和興業ーHANWA

https://bioenergyinfo.jp/cms/wp-content/uploads/2025/10/hanwa_gorontalo_pellet_letter_251128revised.pdf

東京ガスーTokyo Gas

https://bioenergyinfo.jp/cms/wp-content/uploads/2025/10/tokyogas_gorontalo_pellet_letter_251128revised.pdf

インドネシア・スラウェシ島におけるペレット生産および調達に関する 公開質問状への回答

阪和興業ーHANWA

https://bioenergyinfo.jp/cms/wp-content/uploads/2025/12/hanwa_gorontalo_pellet_letter_response_251218.pdf

東京ガスーTokyo Gas

https://bioenergyinfo.jp/cms/wp-content/uploads/2025/12/tokyogas_gorontalo_pellet_letter_response_251218.pdf

 

2026年夏のボルネオ島エコツアー募集開始しました!

▼お申し込みはこちら

下記電話・メールまたは画像をクリックして旅行会社の問合せフォームからお願いします。

ユース向けツアーもあります!

これまでツアー説明会等でやり取りをする中で、学生さんを中心とした若い方の「参加したい」というニーズはあるものの、費用がハードルとなり参加が叶わない状況を見ては悔しさを感じてきました。
エコツアーでは、現地でも20-30代の若者グループとの協働による「未来の森づくり」を目標に活動しています。
現地メンバーと同世代の参加者が交流や現場を体感できるように、参加者の幅を少しでも広げられるように、参加費を一般向けのツアーよりもぐぐっと下げてみました。

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【ご支援のお礼とご報告】クラウドファンディング達成のご報告

先月末で終了したクラウドファンディング
「もう一度、森で生きる力を。野生動物の『命をつなぐ島』をつくりたい!」について

皆さまのお力添えにより、
【達成金額】3,072,000円
【支援者数】294人
という結果となりました。

みなさまの温かいご支援を本当にありがとうございました。

今回、半分の方が初めてご寄付をくださる方でした。
一方、複数回のご支援をくださった方もいらっしゃり、
最後まで応援の輪が広がり続けたことに、心より感謝しております。

この挑戦は、単なる資金調達ではなく、
活動を共に支えてくださる仲間の存在を改めて実感する時間でもありました。

みなさまからお預かりしたご寄付は、
ボルネオ島の野生動物たちが安心して暮らせる環境づくりのため、
責任をもって活用させていただきます。

今後の進捗や成果につきましても、あらためてご報告いたします。