森林火災対策

ボルネオ森林火災を止める!

\ STOP!森林火災  緊急募金/
インドネシア消火チームへの支援

(2023年10月末で募集終了)

世界各国で起きている森林火災のニュースを目にすることも珍しくなくなってきましたが、インドネシアの熱帯林も燃えています!

森林火災が引き起こす生物多様性の喪失、温室効果ガス排出、煙害

ボルネオ島(カリマンタン島)は、オランウータンやテングザルなど希少な動植物が生息する生物多様性の宝庫です。

その森は、近年大規模な森林火災の脅威にさらされ続けています。

 

2015年にインドネシアで起きた森林火災により、東京都12個分の260万ヘクタール以上の熱帯林が被災しました。

多くの生き物の命が奪われただけでなく、熱帯泥炭地から大気に放出された温室効果ガスは日本の年間排出量を上回る16億トンを超えて、気候変動に大きな影響を与えました。

また、有害なスモッグとなる煙が発生する「煙害」により、大気汚染が最悪レベルとなり、子どもたちを中心に呼吸器などの健康被害も深刻です。

学校が閉鎖されたり、各地へのフライトが欠航になるなど、多くの市民の生活にも影響しています。

命がけで消火活動を行う現地の仲間たち

2019年にも再び大規模な森林火災がインドネシアの各地で発生し、東京都23区の26倍にあたる約165万ヘクタールが被災しました。

(2015年、19年ともにインドネシアの森林火災焼失面積はインドネシア政府公式発表の数字です。実際にはそれを上回るとの研究もあり、2019年は311万ヘクタールが焼失したという数字も発表されています。)

ウータンが植林やエコツアーを実施しているボルネオ島の村周辺や国立公園内でも、地元ボランティア・NGO・行政などから成る消火チームが昼夜を問わず出動してきました。

消防車も入れないジャングルの奥で、火から身を守る装備さえ満足に持たず、目の前の火と戦う「ヒーロー」たち。

「もう3週間も休まずに消火をし続けている…」
「全身が熱くて、自分に水をかけないと火に立ち向かえない!」
「火災はもう懲り懲りだ、でも自分の心に従って消火に行くんだ」
そんな想いを抱えながら、火災と戦ってきた彼ら。
火事が見当たらない日でも、必ずパトロールに出かけます。
来る日も来る日も、大雨が火を消してくれることをひたすら祈りながら…。

そんな状況を見かねて、ウータンではこの募金を正式にスタートする前から、これら消火チームへの直接の支援をしてきました。

同時に、来年以降ももしもの場合には素早く効果的に初期出動ができるように、消火活動に必要な備えを揃えることも検討しています。
火災から身を守る防具を充実したり、いざという時に必要な交通費や水・食料・酸素ボンベなどの購入費が必要です。

私達の暮らしを守る熱帯林を、火災から救おうと命がけで消火活動に励む現地のNGO の仲間たち。ボルネオの森を少しでも火災から守り、その担い手を応援するための活動にぜひご協力お願いします!

 

★ご支援は下記の口座までお振込みお願いいたします☆

『ゆうちょ銀行』から
00930-4-3880
ウータン・モリトセイカツヲカンガエルカイ

『ゆうちょ銀行』以外から
(店名)〇九九(漢数字)ゼロキユウキユウ
(種別)2 当座
(口座)0003880
ウータン・モリトセイカツヲカンガエルカイ

*ご入金いただける場合は、お手数ですが「火災への寄付」と分かるようにメッセージを添えていただくか、別途ご連絡いただけると幸いです。

 
☆★☆10月17日にウータン・森と生活を考える会のメンバーが現地を訪れる予定です。
ご寄付いただける方はそれまでにいただけると大変助かります!☆★☆
 (2019年をもって終了いたしました。ご支援ありがとうございました!)

 

【最新情報はFacebookやInstagramでご覧下さい】
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みなさまからのご支援はジェットシューター(背嚢式消火機器)、消火チームの交通費、パトロール費などに充てられております。ありがとうございます。

熱帯林火災は100%が人為的な理由で起こっている

インドネシアのボルネオ島やスマトラ島で起こっている火災の原因の多くは、農地開発を目的とした(違法な)火入れを主とする、人為的なものです。乾季のピークを迎える9月頃は、そういった火が広がりやすく・鎮火しにくくなりますが、今年は特に乾燥が強く例年より被害が拡大しています。

また、森林火災がここまで大規模に広がるようになったのは1900年代後半からです。それは、パーム油のためのアブラヤシ農園プランテーションや製紙や木材のための産業用植林プランテーション開発などにより、大規模な熱帯林伐採が進み、土地が乾燥化していることが想定されます。

熱帯林火災と私たちの消費生活とはつながっている

パーム油はスナック菓子やインスタント麺で使用しており、産業用植林から作られるトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの製紙用品も多く私たちの生活で使われています。

つまり、森林火災の原因と私たちの消費生活は必ずしも無関係ではありません。大規模な森林火災で多くの生き物の命や人々の生活が失われないしくみづくりが求められています。

ご支援・ご参加のお願い

時間がなくて活動には参加しにくいけれど「なにか協力したい!」という方は、ぜひご寄付をお願いします

豊かな森と生活が続く未来を一緒につくっていくために、会全体を支える会員になってください(年会費4千円)

ウータンでは、メンバーそれぞれのやりたいことや得意分野を持ち寄って和気あいあいと活動しています。お気軽にお問合せください

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後日担当者から連絡させていただきます。


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