講師派遣
ウータン・森と生活を考える会では、私たちの暮らしと森林減少とのつながりについて理解を広め、消費など様々な行為を見直すよう提案するというミッションに基づき、啓発活動を行なっています。 これまでに、大学、高校、小学校、市民講座、NGOや国際協力機関のセミナーなどで講演やワークショップなどを行なってきました。 講師派遣をご希望の方はお気軽にご相談ください。
講師
石崎 雄一郎
ウータン・森と生活を考える会 事務局長
主なテーマ
・ボルネオの熱帯林消失と私達の消費とのつながり
・森林再生にむけたNGOの活動紹介
・日本に暮らす私達に何ができるか
固有の哺乳類、ユニークな鳥や昆虫、光る苔や珍しい植物…豊かな生物多様性が広がるボルネオ島では、かつて島の大半を覆っていた熱帯林が人為的な影響により、どんどん破壊されています。
その原因を調べると、ポテトチップス、インスタント麺、マーガリン、アイスクリーム、チョコレートなど私たちの身近な商品に辿りつきます。
遠い国の環境破壊や人権問題と私たちの消費生活との関係を学び、問題に立ち向かう国内外のNGOの活動紹介をするとともに、消費者として私たちに何ができるかを講演やワークショップを通して考えます。
神前 進一
ウータン・森と生活を考える会 アドバイザー
主なテーマ
・東南アジアの熱帯林問題全般(特にボルネオ島)
・アブラヤシ開発とパーム油問題
・熱帯泥炭地
・サラワクの先住民社会
元大阪外国語大学,大阪大学人間科学研究科教員(国際社会開発論,人文地理学)などの研究歴がある一方、菜の花プロジェクトみのお代表として有機農業を実践しています。
パワーポイントで写真や図表を使い問題を易しく解説します。
西岡 良夫
ウータン・森と生活を考える会 代表
主なテーマ
・熱帯材、違法材キャンペーン
・マレーシア、インドネシアNGOとの海外調査、国際交渉
・オランウータンの棲む森の再生にむけて
ウータン・森と生活を考える会を立ち上げ、30年にわたり熱帯林保護に向けたキャンペーンを引っ張ってきたストーリーを関西弁訛りのキャラクターで熱くお伝えします。
受講した方の声
・日本とは遠く離れた土地で、どのような問題が起こっているのかを知り、それが私たちの生活、環境にどのような影響を及ぼしているのか深く考えることができました。今回の講義に関連する書籍などを読み、私たちのができることはなにか調べたり考えたりしたいです。
・今まで漠然と考えていた環境問題に対して、主体的に行動しなければ何も変わらない、変えられないということを学びました。これからの生活の中で、具体的にまずはパーム油を使ったものの使用を控えるなど、自分にできることから環境問題に対して貢献しようと思います。
・ポルネオ島を例に、生物多様性についてや熱帯雨林の減少がいかに世界的危機なのかを知りました。ふだん不自由なく消費生活をしている日本とは裏腹に、環境問題、貧困問題、人権問題が海外で起こっていることになんとも言えない感情になり、発展途上国と先進国とがお互い不利な状況にならないような関係を作っていかなければならないと感じました。
・環境保全という単語は日常的に何度も耳にするが、具体的に何をすべきなのか何が原因で環境破壊が起こっているのか、また実際にどんな人がどんな活動を行なっているのか自分が全く知らないことに気がつきました。NGOや国際ボランティアには昔から興味があるので、自分でもNGOの活動やホームページを調べてみたいと思いました。
・環境問題において、サプライチェーンにおいて多くの利害関係者が存在し、解決するには多角的に考えなければならないのだと知りました。
主な実績
・JICA関西「開発教育・国際教育セミナー」でのワークショップ講師、天王寺動物園「生物多様性と絶滅危惧動物を学ぶ」シンポジウム等行政機関でのゲスト登壇
・龍谷大学、関西学院大学、立命館大学、大阪産業大学、滋賀大学、常盤会学園大学、福岡女子大学等大学での外部講師
・大阪市立南小学校、箕面こどもの森学園小・中学校、大阪府立泉北高校、YMCA学院高等学校、甲南高等学校等小・中・高校でのゲストスピーチ
・NPO法人シニア自然大学校、認定NPO法人環境市民、NPO法人フェア・プラス、関西NGO協議会等NPO/NGOでのゲスト講演
講師派遣について
講師派遣やお話し会をご希望の方、もっと詳しい内容を知りたい方は以下のお問い合わせフォームから、題名「講師派遣について」と記載いただき、ご連絡ください。