(6/22)ウータン総会&ゲスト講演「生物多様性条約をめぐる先住民の交渉術」

6/22(日)13:30~17:30
ゲスト講演「生物多様性条約をめぐる先住民の交渉術」
&ウータン定期総会を開催します!

【講演会タイトル】
生物多様性条約をめぐる先住民の交渉術
~アマゾンでのCOP30に向けて市民セクターとして何ができるかを考える~

今年の11月に気候変動枠組条約COP30が、ブラジルの都市ベレンで開催されます。
世界最大の熱帯林が広がるアマゾンでの開催ということで、森林保全や生物多様性の観点からも期待が高まっています。
一方で、自然破壊を伴う再エネなどグリーンウォッシュ的な企業や政府のアピールも懸念されます。
生物多様性が最も保たれる場所は、地域に根付いた先住民が暮らす場所だとも言われています。
南米の先住民が集うであろうCOP30で、どのような声があがるのか?市民として、私たちは何を学び、生かしていけるかを三石朱美さんと共に考えます。

日 時:2025年6月22日(日)
(スケジュール)
13:30~15:30 ウータン総会
15:30~16:00 休憩
16:00~17:30 ゲスト講演会
*片方のみ・両方ともの参加どちらも可能です。会員でない方は総会はオブザーバー参加となります。

*終了後に会場で大阪の有機野菜を使った料理の懇親会を予定しています。(参加費はカンパ制/プラントベース・メニューあり)

場 所:スペースコラリオン(大阪市淀川区十三元今里2-5-17)またはオンライン(Zoom)
参加費:無料(寄付歓迎)
定 員:会場30人、オンライン100人(申込先着順)
申込み:専用フォームから
https://forms.gle/hi3XuAiEPbbLqoWS9

※過去のイベントでお申し込み時にメールアドレスのエラーにより参加用zoomリンクをお届けできない方が一部いらっしゃいます。フォームに記入の際にはメールアドレスに誤りがないかご確認いただくようお願いいたします。

フォームへの入力が難しい方は、contact-hutan@hutangroup.orgまで
(1)お名前
(2)連絡先
(3)報告会か総会のどれに参加か
(4)会場参加かオンラインか
(5)懇親会の参加の有無
をご記入のうえ、メールをお送りください。

お申し込みいただいた方に、開催日2日前を目処に会場の道案内やzoomリンクをお送りします。

【ゲストプロフィール】
三石朱美さん
一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)事務局
名古屋在住。全国各地の環境問題に取り組む弁護士のネットワーク団体JELFの事務局として活動。
2010年の生物多様性条約COP10以降、生物多様性条約COPに2022年COP15まで継続して参加し、各国のNGOや先住民族の参加者との関係が深い。

5/17@福岡、5/18&21@沖縄『森の守り人~バスキの場合~』映画上映&お話し会

ウータン制作の『森の守り人~バスキの場合~』を上映します。
ボルネオ島の森林破壊・再生の最前線で働くNGOスタッフたちの言葉が刺さります。
まだご覧になったことのない方はぜひ!
合わせて、主催者トークや感想シェアの時間もとりたいと思います。

いっしー(石崎雄一郎)、みっしー(近藤美沙子)が会場に行きます。
みなさまとお会いできることを楽しみにしています。

【映画紹介:『森の守り人~バスキの場合~』】
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。


5月に3回の開催を予定しています。
クリックすると各回の詳細が見れます。

【5/17@福岡での開催】

◆日時: 5月17日(土)14:00~16:00
(上映時間約1時間、残りはQ&Aや感想シェアの時間です)

◆場所:ふれあい貸し会議室 天神西茂
(福岡県福岡市中央区天神3-4-10 天神西茂ビル5階 502号室)

*アクセス*
天神駅西1出口徒歩1分
西鉄福岡(天神)駅/高速バスターミナル徒歩5分
天神南駅 徒歩8分
昭和通り沿いで分かりやすい

◆定員:40人

◆参加費:1,000円

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/cxjsnzpDhPccnqHx7

申込みフォームでのお申し込みが難しい方は、contact-hutan@hutangroup.orgまで①お名前と②連絡先をお知らせください。
こちらでフォームに入力させていただきます。

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。
回答のコピーが届かない場合は、お手数ですが【contact-hutan@hutangroup.org】までご連絡ください。

5/18@沖縄大宜味村での開催

◆日時:5月18日(日)15:00~と18:30〜の2回
(上映時間約1時間、残りはQ&Aや感想シェアの時間です)

◆場所:手わたしプレス事務所
(大宜味村喜如嘉2083 喜如嘉翔学校一階)

*アクセス*
Google Mapで確認ください。

◆定員:20人

◆料金:大人1,000円、高校生以下700円

※昼の部の参加者は、山原工藝店のドリンクが100円引きです。
上映前にドリンクを注文される方は少し早めにお越しください。

◆お申込みは不要ですが、心配な方やご質問のある方は下記へ連絡ください。

▼お問合せ:
tarabashin@nifty.com
090-4304-3759
(担当:中井)

5/21@沖縄読谷村での開催

◆日時:5月21日(火)10:00~11:30
(上映時間約1時間、残りは主催者トークや感想シェアの時間です)

*スケジュール*
9:50ドアオープン
10:00 スタート
11:40 イベント終了
12:00 完全撤収

◆場所:沖縄県読谷村瀬名波912-1

◆定員:15人

◆参加費:無料(ドネーション歓迎)

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/BnKFT67jV7KtRiULA

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。

難しい方は、DMやメール(contact-hutan@hutangroup.org)にてご連絡ください。

【映画について】
『森の守り人~バスキの場合~』
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。

◆中井信介監督プロフィール
93年よりフィリピンのスラム街や米軍基地跡の写真を撮り始め、雑誌などで発表する。96年アジアウェーブ賞受賞。99年よりアジアの基地問題や環境問題をテーマにテレビ報道や映画制作に取り組む。「がんばれ!ファンセウル」国際人権教材奨励事業AWARD(2006年)。「ナナイの涙」座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入賞(2010年)、福井映画祭審査員特別賞(2010年)。「空に溶ける大地」(2013年)「森をふたたび」(2018年)『地方の時代』映像祭奨励賞。

中井信介監督作品「森をふたたび」はこちらでご覧いただけます。

◆監督からのメッセージ
十年近く前になると思うが、ウータン事務局長の石崎さんから「バスキという人のドキュメンタリー映画を作ってもらえませんか」という相談を受けた。聞けばバスキは、インドネシア中央カリマンタンの環境NGO「FNPF」のマネージャーをしていて、とにかく魅力的な人物なのだという。僕は基本的に海外での撮影依頼を断らない。それは知らない土地の知らない人に会ってみたいからだ。こうしてバスキの映画制作が始まった。
初めてバスキに会ったのは2015年8月のスタディーツアーの時だった。長髪でガッチリした体格の青年で、キューバの革命家チェ・ゲバラが大好き。着ているTシャツの大半にはチェ・ゲバラの写真がプリントされていた。革命歌「インターナショナル」も好きで朝から大声で歌っていた。バスキにとっての森林保護活動は、言うなれば「革命」なのだと思う。彼は、多くの環境活動家のような森林減少に伴う地球温暖化の話はあまりしない。それよりもアブラヤシ農園の拡大によって土地を奪われている先住民族、貧困に苦しむ地域住民、過酷な労働を強いられている農園労働者などの苦悩に心を寄せていた。そして彼が行う植林活動は、国や企業が行う森林破壊に抗う革命のようだった。大きなプロジェクトが舞い込むと熱中して猪突猛進するタイプ。その反面、家族思いで子煩悩な側面もある。
環境問題の映画を作るのであれば、森林破壊の現状や地球温暖化の問題を映画で訴えるべきで、ゲバラ好きや子煩悩な事は関係ないのではないかと言われるかもしれないが、僕がこの映画を作る上で最も大切にしているのは、バスキがどのような人で、どのような思想の元に木を植えているのかである。それは他でもないバスキの映画だからだ。

(2/20-25)ボルネオ島エコツアー募集開始しました!

▼お申し込みはこちら

下記電話・メールまたは画像をクリックして旅行会社の問合せフォームからお願いします。

■□————————————-
2025/2/20(木)~25(火)
ボルネオ島エコツアー
ジャカルタ集合・解散【16.3万円】
https://hutangroup.org/goecotour
————————————-□■

~豊かな自然と現場のリアルを体感する旅〜

生物多様性の宝庫と呼ばれるボルネオ島の熱帯雨林と
アブラヤシ農園の狭間にある村でのホームステイを通して
急速に進む経済発展と森林保全について考えるエコツアー
未知なる学びの冒険を始めませんか?

◆こんな人にオススメ
・環境問題、熱帯林減少、パーム油の問題に関心がある
・ボルネオの自然を体感し、野生生物や植物、昆虫を観察したい
・インドネシアのNGOによる取り組みを見学したり、植林活動を体験したい
・ホームステイで村の生活を体験したり、村人・こどもたちと交流したい
・地域の人の目線で問題を捉え、自分にできることについて考えたい

◆ツアーの概要
日程:2025年2月20日(木)~25日(火)
申込〆切:2025年1月20日(月)
参加費:163,000円
(国際線フライト料金等は別途必要)
最少催行人数:4人、定員:10人

※プログラムや詳細はリンク先のチラシをご覧ください。
https://hutangroup.org/goecotour

※チラシが見にくい場合はオルタナティブツアー社のページをご参照ください。
▼オルタナティブツアーによるツアー紹介ページはこちら
https://alternative-tour.jp/archives/utan2025sp.html

◆お申し込み・お問合せ
株式会社オルタナティブツアー
エアーワールド㈱代理店
兵庫県知事登録旅行代理店業第170号
総合旅行業取扱管理者:岩井洋文

TEL: 06-6409-4333
E-mail: info@alternativetour.org
問合せフォーム:https://alternative-tour.jp/contact/

旅行企画実施:エアーワールド株式会社
大阪市中央区内本町2−2-14−207号
観光庁長官登録旅行業961号/日本旅行業協会(JATA)会員

▼お申し込みはこちら

下記電話・メールまたは画像をクリックして旅行会社の問合せフォームからお願いします。

ネクストゴールに挑戦!「ボルネオ島の野生動物 に診療所を」クラファン

クラウドファンディング 一頭でも多くの命を救いたい。ボルネオ島の保護された野生動物に診療所を。

★ネクストゴール挑戦中!★

みなさまのご協力により、診療所の「建設費」の目標は達成しました!
次は「医療機器の購入費」です。

インドネシア東カリマンタン州(ボルネオ島)では、パーム油や石炭の生産のために熱帯林が皆伐され多くの野生動物が住処を追われています。
ウータンのパートナー団体CANが運営するロンサム野生動物レスキューセンターでは、行き場を失ったり人間と衝突した動物を保護して森に返す取り組みをしています。

絶滅危惧種のテナガザルやマレーグマ等のケアをしていますが、昨年度、資金難に陥ったためクラウドファンディングを企画したところ、300人以上の方から約200万円のご寄付をいただき、お陰様で無事に運営を継続しています。
今年7月に私たちも現場訪問をしましたが、新しく保護したマレーグマの赤ちゃんがいたり、スローロリス等の小動物や違法に飼われていた鳥類を救出&野生復帰するなど活動の幅を広げています。

保護される動物たちの中には怪我や病気を患い治療が必要なケースも多くあります。 しかし、レスキューセンターは山奥にありアクセスが悪く、電力も安定しないため十分な治療ができないこともあります。
医療設備を充実させるため、新たに診療所を建設することになりました。

人間の手によって傷ついた動物たちを少しでも多く救うため、ぜひ力をお貸しください!

(6/23)ウータン総会&ボルネオ島の野生動物レスキューセンター訪問報告

※過去のイベントでお申し込み時にメールアドレスのエラーにより参加用zoomリンクをお届けできない方が一部いらっしゃいます。フォームに記入の際にはメールアドレスに誤りがないかご確認いただくようお願いいたします。

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6/23(日)13:30~17:30
野生動物レスキューセンター訪問ゲスト報告
&ウータン定期総会を開催します!
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【報告会タイトル】
ボルネオ島の野生動物レスキューセンター訪問報告~”オランウータン”がみた熱帯林保全活動の現場~

ウータン・森と生活を考える会では、3月末までインドネシアの野生動物レスキューセンター運営資金を募るクラウドファンディング「ボルネオ島の野生動物に未来を。一頭でも多くの命を救いたい。」を実施しました。
たくさんの方にご注目いただき、その中から「自分でも現場を直接訪れたい」という仲間が何人か現れました。
今回は、そのうち日本でも日々動物園飼育員として働き、ボルネオ島サバ州でも他団体のプロジェクトに関わったことのある大河原沙織さんからの報告を聞きます。

本クラウドファンディングの背景としては、インドネシア東カリマンタン州(ボルネオ島)において今もなお拡大するパーム油や石炭の生産のために熱帯林が皆伐され、多くの野生動物が住む場所を失っているという現状があります。
寄付先である、ウータンのパートナー団体 Conservation Action Network(CAN)が運営するロンサム野生動物レスキューセンターでは、行き場を失ったり人間と衝突したりした動物を保護して森に返す取り組みをしており、現在は絶滅危惧種のテナガザルやマレーグマなどのケアをしています。
また、同じ村の中で、仲間のNGOがオランウータンのリハビリ施設も運営しています。

一方で、動物たちを保護しても返す森を守ったり再生していく取り組みが必要であること、そもそも野生動物と人間の衝突を減らすために緑の回廊の確保が喫緊の課題であることを踏まえ、ウータンとCANは、森林火災などで荒廃した土地を再生する「人と野生動物が共存できる森づくり」として、将来地域住民の収入になる果樹の植林(アグロフォレストリー)にも取り組んできました。

様々なアプローチで動物と森の未来をつくっていく活動について、第3者の目線で訪問した大河原さんからフィードバックをもらい、会場も含めて議論したいと思います。

日 時:2024年6月23日(日)

(スケジュール)
13:30〜15:30 ウータン総会
15:30〜16:00 休憩
16:00〜17:30 ゲスト報告会

*片方のみ・両方ともの参加どちらも可能です。会員でない方は総会はオブザーバー参加となります。

*終了後に会場で大阪の有機野菜を使った料理の懇親会を予定しています。(参加費はカンパ制/プラントベース・メニューあり)
 
場 所:スペースコラリオン(大阪市淀川区十三元今里2-5-17)またはオンライン(Zoom)
参加費:無料(寄付歓迎)
定 員:会場30人、オンライン100人(申込先着順)
申込み:専用フォームから

https://forms.gle/4938a9g1KZU2aYQF6

フォームの難しい方は、contact-hutan@hutangroup.orgまで
1.お名前
2.連絡先
3.報告会か総会のどれに参加か
4.会場参加かオンラインか
5.懇親会の参加の有無
をご記入のうえ、メールをお送りください。

お申し込みいただいた方に、開催日2日前を目処に会場やzoomリンクのご案内をお送りします。

【ゲストプロフィール】
大河原沙織さん
旭山動物園飼育員
モルモット飼育・環境教育担当
ボルネオ保全プロジェクトチーム担当
元青年海外協力隊・ペルー環境教育隊員として国立保護区でボランティア
大学時代にオランウータンとパーム油の問題に出会い、マレーシアサバ州を主に訪れていました!
現在は仕事ではもちろんですが、個人でも「オランウータンをモットーに活動しています!

(8/4-9)ボルネオ島エコツアー募集開始しました!

▼お申し込みはこちら

下記電話・メールまたは画像をクリックして旅行会社の問合せフォームからお願いします。

■□————————————-
8/4(日)~9(金)
ボルネオ島エコツアー
ジャカルタ集合・解散【15.8万円】
https://hutangroup.org/goecotour
————————————-□■

~森の中でのホームステイで
オランウータンやNGOに出会い
森林保全について一緒に考えよう~

オランウータンの棲む豊かな森と
アブラヤシ農園の狭間にある村での
ホームステイを通して、
急速に進む経済発展と森林保全
について考えるエコツアー

大自然の中で野生の生き物に出会い
環境団体の取り組みについて学び
村の生活を体験しながら
自分に何ができるか探してみませんか?

◆こんな人にオススメ
・環境問題、熱帯林減少、パーム油の問題に関心がある
・ボルネオの自然を体感し、野生生物や植物、昆虫を観察したい
・インドネシアのNGOによる取り組みを見学したり、植林活動を体験したい
・ホームステイで村の生活を体験したり、村人・こどもたちと交流したい
・地域の人の目線で問題を捉え、自分にできることについて考えたい

◆ツアーの概要
日程:2024年8月4日(日)~9日(金)
申込〆切:2024年6月24日(月)
参加費:158,000円
(国際線フライト料金等は別途必要)
最少催行人数:10人、定員:20人

※プログラムや詳細はリンク先のチラシをご覧ください。
https://hutangroup.org/goecotour

※チラシが見にくい場合はオルタナティブツアー社のページをご参照ください。
▼オルタナティブツアーによるツアー紹介ページはこちら
https://alternative-tour.jp/archives/hutan202408.html

◆お申し込み・お問合せ
株式会社オルタナティブツアー
エアーワールド㈱代理店
兵庫県知事登録旅行代理店業第170号
総合旅行業取扱管理者:岩井洋文

TEL: 06-6409-4333
E-mail: info@alternativetour.org
問合せフォーム:https://alternative-tour.jp/contact/

旅行企画実施:エアーワールド株式会社
大阪市中央区内本町2−2-14−207号
観光庁長官登録旅行業961号/日本旅行業協会(JATA)会員

(3/24@大阪&オンライン)ボルネオ島訪問報告と現地ゲストからの声〜大規模開発に頼らない”森を守る”仕事に挑戦する青年たちの話

※過去のイベントでお申し込み時にメールアドレスのエラーにより参加用zoomリンクをお届けできない方が一部いらっしゃいます。フォームに記入の際にはメールアドレスに誤りがないかご確認いただくようお願いいたします。

ジャングルふれんずpresents熱帯林セミナー
「ボルネオ島訪問報告と現地ゲストからの声〜大規模開発に頼らない”森を守る”仕事に挑戦する青年たちの話」

オランウータンなどの希少種が棲む生物多様性の宝庫ボルネオ島。
この島の大半を覆っていた原生林は、アブラヤシ農園、産業用造林、鉱山開発等の大規模開発や森林火災などによって半減しました。
そこで生産されるパーム油や木材・製紙用パルプなどは、私たちが日々消費するスナック菓子やインスタント麺、マーガリン、コピー用紙や家具などとつながっています。
一方で、オランウータンで有名な国立公園に隣接するインドネシア中央カリマンタン州のタンジュン・ハラパン村では、若い世代がアブラヤシ農園を辞めて植林やエコツーリズムに参加するなど、大規模開発に頼らない“森を守る”仕事へのニーズが高まっています。

村の人たちと植林やエコツアーを続けてきたウータン・森と生活を考える会の活動を紹介するとともに、現場訪問から帰国した当会メンバーやタンジュン・ハラパン村の協力団体メンバー(オンラインでつなぐ予定)からの生の声もお届けします。

◆日時:3月24日(日)14:00~16:30
※終了後に懇親会あり

◆場所:スペースコラリオン(大阪市淀川区十三元今里2-5-17)またはオンライン(Zoom)

※会場へのアクセス:阪急十三駅より徒歩8分程
▼道案内は下記リンクの「アクセス」をご覧ください
https://spacekorallion.amebaownd.com/pages/4016890/page_202007022248

※参加用Zoomリンクはお申し込み者に後日お送りします

◆参加費:無料

◆お申込み:
▼下記のフォームへ記入
https://forms.gle/3C4k1FCZTHAU5yvb8

または
contact-hutan@hutangroup.orgまで
①お名前、②連絡先、③参加方法、④懇親会への参加有無をお知らせください。

【スケジュール】
・活動背景や現場の状況がわかるドキュメンタリー「森をふたたび」上映
・最新の活動報告や現場訪問メンバーからの感想
・ボルネオ島(インドネシア)からのオンライントーク(逐次通訳つき)
・質疑・ディスカッション
*終了後に会場で大阪の有機野菜を使った料理の懇親会を予定しています。
(参加費はカンパ制/プラントベース・メニューあり)

【こんな人にオススメ】
・熱帯林の森林減少に関心があり、現場の様子や取り組みについて知りたい
・環境NGOがどんなことをしているのか、メンバーの顔をみて聞きたい
・インドネシアのゲストと直接話してみたい
・ウータンの会員さんなどで最新情報をお知りになりたい方もぜひご参加ください

主催:ウータン・森と生活を考える会
助成:公益信託 地球環境日本基金

緊急募金 STOP!森林火災inインドネシア・ボルネオ島【目標100万円】

 
昨今、世界各国で起きている森林火災のニュースを目にすることも珍しくなくなってきましたが、私たちウータンの活動地域であるインドネシアのボルネオ島でも多くの場所で貴重な森が燃えています。
今年特に被害が広がっている原因はエルニーニョ現象による強い乾季で雨が降らない日が続いていることがありますが、火災の背景には私たちが日常的に使っている商品(パーム油)も密に結びついています。
また、インドネシアでの森林火災は気候変動へも大きな影響を及ぼし、グローバルレベルでの問題となっています。
火災の最前線で必死の消防活動をしている仲間たちをサポートするために、ぜひみなさんも自分ごとと捉えてご支援をお願いします!

森林火災が引き起こす生物多様性の喪失、温室効果ガス排出、煙害

ボルネオ島(カリマンタン島)は、オランウータンやテングザルなど希少な動植物が生息する生物多様性の宝庫ですが、その森は近年大規模な森林火災の脅威にさらされ続けています。

2015年には、インドネシアで数ヶ月にわたって起きた森林火災により東京都23区の41倍にあたる260万ヘクタール以上の熱帯林や泥炭地が被災しました。

多くの生き物の命が奪われたことに加えて、莫大な炭素を含む熱帯泥炭地の燃焼により温室効果ガス排出量は9~10月の2ヶ月間だけで日本の年間排出量を上回る16億トンを超えて、気候変動に大きな影響を与えました。

また、有害なスモッグとなる煙が発生する「煙害」により、インドネシアのみならず隣国のマレーシアやシンガポールでも大気汚染が最悪レベルとなり、子どもたちを中心に呼吸器などの健康被害も深刻な問題となりました。

学校が閉鎖されたり、各地へのフライトが欠航になるなど、多くの市民の生活にも影響しています。

さらに、2019年にも再び大規模な森林火災がインドネシアの各地で発生し、東京都23区の26倍にあたる約165万ヘクタールが被災しました。

(2015年、19年ともにインドネシアの森林火災焼失面積はインドネシア政府公式発表の数字です。実際にはそれを上回るとの研究もあり、2019年は311万ヘクタールが焼失したという数字も発表されています。)

命がけで消火活動を行うボルネオ島の仲間たち

これらの火災に対して、現地協力団体の仲間たちは、日々の防火パトロールや火災発生時の迅速な消火活動により対応しています。日本側からもみなさまからの寄付により現場での活動費の支援や消火に必要な備品購入などでサポートしてきました。

これまで植林を行ってきたエリアについては特に重点的に消防活動を行い、2019年には植林地の目と鼻の先でなんとか炎を食い止めることができました。

消防車も入れないジャングルの奥で、火から身を守る装備さえ満足に持たず、目の前の炎と戦う「ヒーロー」たち。

「もう3週間も休まずに消火をし続けている…」
「全身が熱くて、自分に水をかけないと火に立ち向かえない!」
「火災はもう懲り懲りだ、でも自分の心に従って消火に行くんだ」
そんな想いを抱えながら、火災と戦ってきた彼ら。
火事が見当たらない日でも、必ずパトロールに出かけます。

来る日も来る日も、大雨が火を消してくれることをひたすら祈りながら…。

(残念ながら人力だけでは広範囲にわたる火災を完全に鎮火することは難しく、通常11月頃に訪れる雨季とともに雨が降り出すことで最終的に火災が止まります。)

活動地について

現在、ウータン・森と生活を考える会ではボルネオ島インドネシア領の下記3つのエリアにおいて消防活動の支援をしています。

①中央カリマンタン州タンジュン・プティン国立公園地域

タンジュン・プティン国立公園は、世界的なオランウータン保護区の一つであり、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)にも選ばれている生物多様性の宝庫。しかし、アブラヤシプランテーションの拡大によって森林火災のリスクが高まっており、2015年には近隣の村から飛び火した火災が燃え広がり、国立公園の1/4が被災してしまいました。この地域は熱帯泥炭地も多数存在し、さらなる気候変動への影響も懸念されています。

普段から植林やエコツアー等の活動で協働している草の根団体Tanjung Lestariと一緒に、国立公園やその周辺地域(過去の植林地含む)の見回りを行っています。

▲ジェットシューター(背負式水のう)と木の枝で消火活動をする様子

②東カリマンタン州ムラサ村周辺地域

いまだ豊かな森が残されているものの、今まさにアブラヤシ農園(パーム油)や石炭の開発が迫ってきており、森の分断化や劣化が進んでいる地域です。特に農園開発は整地のための火入れを伴うことが多く、それがしばしば火災発生の原因となっています。(この地域での伝統的な焼畑においては周囲に延焼しない方法がとられていますが、近年無責任な方法での火入れが増えています。)

この地域で自然保護とコミュニティの経済的活性化の両立を目指した果樹の植林や開発によって棲家を失った野生動物の保護を一緒に行っている地元団体CAN (Conservation Action Network) では、植林地や住民の農地を見渡せる場所にスタッフが常駐して火災の監視をしたり、火災を通報してもらうためのホットラインの設置などで地域住民との連携・啓発に力を入れています。

▲火災監視用の小屋と啓発バナー

③西カリマンタン州北部

西カリマンタン州の北西部にあるブンカヤン地域でも、上記のCANが支部を置き新しく植林活動を始めつつあります。植林予定地には直接的な影響はありませんが、周辺の村の森が燃えてしまったり、西カリマンタン州の各地で大規模な火災が起きており、泥炭地の火災も含まれます。CANでは同州にある6地域での森林保全ボランティアとネットワークをもっており、その取りまとめやボランティアチームが出動する際の費用面でサポートしています。

CANからは8月中旬から月末までの間だけでも4ヶ所での大規模な火災の報告があり、現場のボランティアは昼夜を問わず消火活動にあたっています。今はまだ全体像は分かりませんが、迅速なサポートが必要なためすでに約25万円を送金しましたが、まだまだ拡大する火災に対して追加の支援が必要です。

▲泥炭地を含む森林地域が大規模に燃えている

あなたの支援でできること

集まったお金は、3ヶ所での消防活動において、現地協力団体を通じて下記のような費用に充てられます。都度現場の状況を聞き取りながら、優先すべき地域や項目に活用してもらえるよう連携をとります。

  • パトロールや火災現場への移動にかかる交通費(車やボートの燃料費)
  • 消火のための給水ポンプや消防車を動かすための燃料費
  • 消防チームの食費や医療品
  • 消防チームの安全装備(安全靴やヘルメット、ゴーグル、マスクなど身を守る装備)
  • 消防ホースやジェットシューター(背負式水のう)等の消防備品
  • その他現場の状況を踏まえて必要と判断した費用
  • 本企画の運営費(寄付総額の10%以内)

燃料費だけでも1ヶ所1日あたり5,000~15,000円程度必要で、食費も含めて出動するだけで1ヶ所あたり1ヶ月間で10~20万円程度必要と予想されます。金額に余裕があれば、安全装備や消防備品を充実させることができます。

※目標金額に達さない場合でも、集まったお金はすべて消防活動に活用します。万が一火災が落ち着き一部のお金が余った場合は、来年以降の消防活動用に繰り越します。


\火災についての最新情報をSNSでチェック/

なぜインドネシアで森林火災が起きているのか?

熱帯林火災は100%が人為的な理由で起こっている

インドネシアのボルネオ島やスマトラ島で起こっている火災の原因の多くは、農地開発を目的とした(違法な)火入れを主とする、人為的なものです。乾季のピークを迎える9月頃は、そういった火が広がりやすく・鎮火しにくくなりますが、数年に1回、エルニーニョ現象の影響などで特に乾燥が強く被害が拡大する年があります。

しかし、森林火災がここまで大規模に広がるようになったのは1900年代後半からです。それは、パーム油のためのアブラヤシ農園プランテーションや製紙や木材のための産業用植林プランテーション開発などにより、大規模な熱帯林伐採が進み、土地が乾燥化していることが想定されます。

 

熱帯林火災と私たちの消費生活とはつながっている

違法伐採、大規模農園、牧畜、鉱山開発…今、世界の熱帯林は急速に破壊されています。かつてボルネオ島を覆っていた豊かな原生林も、その半分以上が失われてしまいました。
パーム油の原料であるアブラヤシを生産するため大規模な農園が必要で、森が丸裸にされ絶滅の危機に瀕する生き物がいたり、地域住民の土地が奪われたりしています。
パーム油は、インスタント麺、スナック菓子、マーガリン、アイスクリーム、チョコレート、洗剤、石鹸、化粧品など私たちの日常生活で多く使われています。
また、産業用植林から作られるトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの製紙用品も多く私たちの生活で使われています。

安い商品の大量生産・大量消費が、海の向こうの森・生き物・人々を傷つけていることを意識し、日々の消費生活を見直さなくてはいけません。

森林火災の原因と私たちの消費生活は必ずしも無関係ではありません。大規模な森林火災で多くの生き物の命や人々の生活が失われないしくみづくりが求められています

9/16@京都、9/17@大阪&オンライン COP30ブラジルに向けて~アマゾン先住民と学び合う~

【大阪会場はキャンセル待ちとなりました。備考欄にご記入ください。ご検討中の方はオンライン参加も合わせてお申し込みいただくことをおすすめします

※過去のイベントでお申し込み時にメールアドレスのエラーにより参加用zoomリンクをお届けできない方が一部いらっしゃいます。フォームに記入の際にはメールアドレスに誤りがないかご確認いただくようお願いいたします。

7月24日〜28日、アマゾン・カヤポ民族の村に全国から900人の先住民リーダーが参加する大集会が開催されました。

ブラジルでは今年1月にアマゾン保護に熱心なルーラ新政権が発足したとはいえ、ボルソナロ派議員が多数を占める国会ではアマゾン乱開発を可能にする法案が成立目前でいます。大集会はこのような動きに抵抗し国際世論に訴えるために開かれました。
「アマゾンの森を守り、気候変動から地球を守るのは私たち先住民だ」という誇りを胸に議論をリードした若い世代の先住民の生の声を現地に取材した映像や写真と共にご報告します。

2025年アマゾンで行われるCOP30(第30回国連気候変動枠組み条約締約国会議)に向けて、ブラジルで盛んな市民運動を日本でも学んで機運を盛り上げる機会にもしたいと思います!

<ゲストプロフィール>
下郷さとみ(しもごうさとみ)さん
ジャーナリスト
リオデジャネイロのファベーラ(スラム)やアマゾン先住民族居住区などをフィールドにブラジルの民衆運動を取材し続けている。著書に『地球の未来へ125の提案』(毎日新聞社)、『平和を考えよう』(あかね書房)、共著書に『創造と抵抗の森 アマゾン』(現代企画室)『コロナ危機と未来の選択』(コモンズ )、『ブラジルの社会思想』(現代企画室)など。

(1)京都での開催
◆日時:9月16日(土)13:30~16:30
*終了後に別会場にて懇親会あり
◆場所:キャンパスプラザ京都 第1会議室
(京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路939)
◆定員:50人
◆共催:グローバル・ジャスティス研究会

(2)大阪での開催
◆日時: 9月17日(日)14:00~17:00
*終了後に会場内で懇親会あり(プラントベース・メニューあり)
◆場所:ルマ・ボルネオ (大阪市都島区都島本通3丁目8-10)
   またはオンライン(参加用zoomリンクは後日お送りします)
◆定員:会場15人、オンライン100人

*会場へのアクセス:大阪メトロ谷町線の都島駅から徒歩3分、またはJR桜宮駅から徒歩9分
*道案内:谷町線 都島駅 ①番出口をでます。オコメノカミサマというラーメン屋さんの方へ出てまっすぐ進み、炉ばた焼き屋さんの角を左折。

◆参加費:両日とも無料(寄付歓迎)

◆お申込み:
▼下記のフォームへ記入
https://forms.gle/LWeovFbBTkrkieku5

または
contact-hutan@hutangroup.orgまで
①お名前、②連絡先、③参加場所・方法、④懇親会参加の有無をお知らせください。

クラウドファンディング開始:森林破壊が止まないボルネオ島に植林し、オランウータンに森を返したい!

インドネシア中央カリマンタン州で取り組んでいる在来種の植林活動の一環として、あみぐるみ 「オラン」とその生みの親である光恵さんとともに、11月11日〜12月25日まで、クラウドファンディングに挑戦します。 

【活動進捗・ニュース】

ファーストゴール20万円達成!さらなる挑戦を

11月17日、開始6日めに目標金額20万円を達成することができました!
現在、ネクストゴール『40万円』『2ヘクタール』を目標に募集を続けています。

YouTubeLIVEに参加しました!

11月21日、本企画についてより広く・深く知ってもらうために、そしてネクストゴールを目指すためにも、YouTubeで生の声をお届けしました。

クラウドファンディング主催者の光恵さんと、当会メンバーが参加しました。アーカイブで観れるのでぜひご覧ください。