5/17@福岡、5/18&21@沖縄『森の守り人~バスキの場合~』映画上映&お話し会

ウータン制作の『森の守り人~バスキの場合~』を上映します。
ボルネオ島の森林破壊・再生の最前線で働くNGOスタッフたちの言葉が刺さります。
まだご覧になったことのない方はぜひ!
合わせて、主催者トークや感想シェアの時間もとりたいと思います。

いっしー(石崎雄一郎)、みっしー(近藤美沙子)が会場に行きます。
みなさまとお会いできることを楽しみにしています。

【映画紹介:『森の守り人~バスキの場合~』】
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。


5月に3回の開催を予定しています。
クリックすると各回の詳細が見れます。

【5/17@福岡での開催】

◆日時: 5月17日(土)14:00~16:00
(上映時間約1時間、残りはQ&Aや感想シェアの時間です)

◆場所:ふれあい貸し会議室 天神西茂
(福岡県福岡市中央区天神3-4-10 天神西茂ビル5階 502号室)

*アクセス*
天神駅西1出口徒歩1分
西鉄福岡(天神)駅/高速バスターミナル徒歩5分
天神南駅 徒歩8分
昭和通り沿いで分かりやすい

◆定員:40人

◆参加費:1,000円

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/cxjsnzpDhPccnqHx7

申込みフォームでのお申し込みが難しい方は、contact-hutan@hutangroup.orgまで①お名前と②連絡先をお知らせください。
こちらでフォームに入力させていただきます。

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。
回答のコピーが届かない場合は、お手数ですが【contact-hutan@hutangroup.org】までご連絡ください。

5/18@沖縄大宜味村での開催

◆日時:5月18日(日)15:00~と18:30〜の2回
(上映時間約1時間、残りはQ&Aや感想シェアの時間です)

◆場所:手わたしプレス事務所
(大宜味村喜如嘉2083 喜如嘉翔学校一階)

*アクセス*
Google Mapで確認ください。

◆定員:20人

◆料金:大人1,000円、高校生以下700円

※昼の部の参加者は、山原工藝店のドリンクが100円引きです。
上映前にドリンクを注文される方は少し早めにお越しください。

◆お申込みは不要ですが、心配な方やご質問のある方は下記へ連絡ください。

▼お問合せ:
tarabashin@nifty.com
090-4304-3759
(担当:中井)

5/21@沖縄読谷村での開催

◆日時:5月21日(火)10:00~11:30
(上映時間約1時間、残りは主催者トークや感想シェアの時間です)

*スケジュール*
9:50ドアオープン
10:00 スタート
11:40 イベント終了
12:00 完全撤収

◆場所:沖縄県読谷村瀬名波912-1

◆定員:15人

◆参加費:無料(ドネーション歓迎)

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/BnKFT67jV7KtRiULA

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。

難しい方は、DMやメール(contact-hutan@hutangroup.org)にてご連絡ください。

【映画について】
『森の守り人~バスキの場合~』
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。

◆中井信介監督プロフィール
93年よりフィリピンのスラム街や米軍基地跡の写真を撮り始め、雑誌などで発表する。96年アジアウェーブ賞受賞。99年よりアジアの基地問題や環境問題をテーマにテレビ報道や映画制作に取り組む。「がんばれ!ファンセウル」国際人権教材奨励事業AWARD(2006年)。「ナナイの涙」座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入賞(2010年)、福井映画祭審査員特別賞(2010年)。「空に溶ける大地」(2013年)「森をふたたび」(2018年)『地方の時代』映像祭奨励賞。

中井信介監督作品「森をふたたび」はこちらでご覧いただけます。

◆監督からのメッセージ
十年近く前になると思うが、ウータン事務局長の石崎さんから「バスキという人のドキュメンタリー映画を作ってもらえませんか」という相談を受けた。聞けばバスキは、インドネシア中央カリマンタンの環境NGO「FNPF」のマネージャーをしていて、とにかく魅力的な人物なのだという。僕は基本的に海外での撮影依頼を断らない。それは知らない土地の知らない人に会ってみたいからだ。こうしてバスキの映画制作が始まった。
初めてバスキに会ったのは2015年8月のスタディーツアーの時だった。長髪でガッチリした体格の青年で、キューバの革命家チェ・ゲバラが大好き。着ているTシャツの大半にはチェ・ゲバラの写真がプリントされていた。革命歌「インターナショナル」も好きで朝から大声で歌っていた。バスキにとっての森林保護活動は、言うなれば「革命」なのだと思う。彼は、多くの環境活動家のような森林減少に伴う地球温暖化の話はあまりしない。それよりもアブラヤシ農園の拡大によって土地を奪われている先住民族、貧困に苦しむ地域住民、過酷な労働を強いられている農園労働者などの苦悩に心を寄せていた。そして彼が行う植林活動は、国や企業が行う森林破壊に抗う革命のようだった。大きなプロジェクトが舞い込むと熱中して猪突猛進するタイプ。その反面、家族思いで子煩悩な側面もある。
環境問題の映画を作るのであれば、森林破壊の現状や地球温暖化の問題を映画で訴えるべきで、ゲバラ好きや子煩悩な事は関係ないのではないかと言われるかもしれないが、僕がこの映画を作る上で最も大切にしているのは、バスキがどのような人で、どのような思想の元に木を植えているのかである。それは他でもないバスキの映画だからだ。