熱帯林学習会
ウータン・森と生活を考える会では、2015年より「パーム油学習会」を開催してきました。2020年からは新たに「熱帯林学習会」として、私たちが日々消費している一方、熱帯林をプランテーションへ転換するなど、環境・人権・社会に様々な影響を与えているパーム油や木材等のコモディティについて学びを深めることで、私たちがどのような持続可能な社会を創り、熱帯林を守っていくことができるかを参加者と考えます。
「生物多様性条約をめぐる先住民の交渉術~アマゾンでのCOP30に向けて市民セクターとして何ができるかを考える~」 2025/6/22大阪
【講演会タイトル】 生物多様性条約をめぐる先住民の交渉術 ~アマゾンでのCOP30に向けて市民セクターとして何ができるかを考える~ 今年の11月に気候変動枠組条約COP30が、ブラジルの都市ベレンで開催されます。 世界最大の熱帯林が広がるアマゾンでの開催ということで、森林保全や生物多様性の観点からも期待が高まっています。 一方で、自然破壊を伴う再エネなどグリーンウォッシュ的な企業や政府のアピールも懸念されます。 生物多様性が最も保たれる場所は、地域に根付いた先住民が暮らす場所だとも言われています。 南米の先住民が集うであろうCOP30で、どのような声があがるのか?市民として、私たちは何を学び、生かしていけるかを三石朱美さんと共に考えます。 【ゲストプロフィール】 三石朱美さん 一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)事務局 名古屋在住。全国各地の環境問題に取り組む弁護士のネットワーク団体JELFの事務局として活動。 2010年の生物多様性条約COP10以降、生物多様性条約COPに2022年COP15まで継続して参加し、各国のNGOや先住民族の参加者との関係が深い。
ボルネオ島の野生動物レスキューセンター訪問報告〜オランウータンの嫁がみた熱帯林保全活動の現場 2024/6/23大阪
ウータンのパートナー団体 Conservation Action Network(CAN)
【ボルネオ島訪問報告と現地ゲストからの声】大規模開発に頼らない”森を守る”仕事に挑戦する青年たちの話 2024/03/24大阪
村の人たちと植林やエコツアーを続けてきたウータン・森と生活を考える会の活動を紹介するとともに、現場訪問から帰国した当会メンバーやタンジュン・ハラパン村の協力団体メンバー(オンラインでつなぐ予定)からの生の声もお届けします。
【講演】COP30ブラジルに向けて~アマゾン先住民と学び合う~」ゲスト下郷さとみさん
2023年7月24日〜28日、アマゾン・カヤポ民族の村に全国から900人の先住民リーダーが参加する大集会が開催されました。
ブラジルでは今年1月にアマゾン保護に熱心なルーラ新政権が発足したとはいえ、ボルソナロ派議員が多数を占める国会ではアマゾン乱開発を可能にする法案が成立目前でいます。大集会はこのような動きに抵抗し国際世論に訴えるために開かれました。
「アマゾンの森を守り、気候変動から地球を守るのは私たち先住民だ」という誇りを胸に議論をリードした若い世代の先住民の生の声を現地に取材した映像や写真と共にご報告します。
2023年2月25日学習会「COP15で何が決まり、私たちはどう行動すればいいのか?」
2月26日「生きものイラスト展覧会&トーク」
「生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)に参加して」ラムサール・ネットワーク日本 理事 安部真理子
「生物多様性条約 COP15 報告―先住民族と地域共同体の視点から―」三石朱美(JELF事務局)
2022年10月1日ジャングルふれんずpresents熱帯林セミナー ボルネオ島の青年たちが目指す、持続可能な熱帯林保全とは?
「ボルネオ島の青年グループたちの活動現場を訪れて感じたこと」
ウータン・森と生活を考える会 ボランティア 大田垣尚さん
「中央カリマンタン州ハラパン村と東カリマンタン州ムラサ村の現場視察報告」
ウータン・森と生活を考える会 アドバイザー 神前進一先生
【ゲスト】
「人と野生動物のための森 持続可能な環境プログラム」
CAN(Conservation Action Network) リヌスさん
2022年6月18日ジャングルふれんずpresents熱帯林セミナー
「ウータンはなぜボルネオ島で木を植えるのか?~インドネシアでの活動報告~」
「中央カリマンタンの青年団による伝統知を取り入れた熱帯林再生と収入創出」
【ゲスト】タンジュン・ハラパン村の青年アドゥさん、ドニさん
2022年2月25日「STOP!森林破壊バイオマス発電〜気候正義の実現に向けて、Z世代がいま伝えたいこと〜」
【ゲスト】
Fridays For Future Sendai
池澤美月(いけざわみつき)東北大学教育学部3年生
鴫原宏一朗(しぎはら こういちろう)東北大学法学部4年
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「バイオマス発電ってほんまにエコなん? 〜バイオマス燃料をめぐる国際機関と欧州の動き〜」2021/12/18
【ゲスト】小松原和恵さん(FoE Japan)
川上豊幸さん(JATANー熱帯林行動ネットワーク )
ジャングルふれんず企画「バイオマス発電が引き起こす森林破壊のリスク」2021.10.02
【ゲスト】満田夏花(みつた・かんな)さん(国際環境NGO FoE Japan事務局長)
ウータン・森と生活を考える会では、熱帯林を破壊して莫大な温室
また、各地のバイオマス発電事業の現場からの情報をお届けしたい
ジャングルふれんず企画「ボルネオ発!多様な食べものたち大集合」2021.02.13
【登壇者】
高橋仙人さん(仙人スパイス)
上林洋平さん(蜜林堂)
広若剛さん(合同会社TEMBAWANG)
生物多様性の宝庫ボルネオ島… 私たちを惹きつけてやまない野生生物だけでなく、“食”にまつわる多様性もすごいのです!
★ジャングル近くで作られる胡椒
★花はもちろん、ハチの種類でも味が変わる甘酸っぱいハリナシバチの蜂蜜
★先住民が代々受け継いできた樹木テンカワンの実から搾ったボルネオ・ナッツ・バター
これらの林産物は、木材伐採や大規模開発を伴うパーム油とは違い、その地域に住む人々が森林を持続可能に利用しながら収入を得られる可能性を秘めています。
一度失われると二度と元に戻らない種たち…
命の大切さに想いを馳せながら、ボルネオの多様な食べものを楽しく知って考える会を開催します。
「アフリカ熱帯林〜SDGs推進の先進国が主導する資源開発によって加速化される森林消失と先住民族迫害」 2020.11.23
ゲスト:
西原智昭さん(星槎大学共生科学部・特任教授/WCS(Wildlife Conservation Society)自然環境保全研究員)
先進国主導型で推進されている気候変動対策やSDGs(持続可能な開発目標) しかしその影響力は遠いアフリカ熱帯林には及んでいません。 むしろ、「環境に優しい」と言われる自然再生エネルギーや電気自動車、未来社会を担う様々な高度な電子機器などの新規開発が進めば進むほど、資源豊かなアフリカ熱帯林とその生物多様性は消失の一途です。 結果的に、「ひとりも残さずに」と言っておきながら森を終われ迫害され続ける先住民族たち。 ゲストの西原智昭さんに、30年に及ぶアフリカ現地での経験からその歴史と現実をお伝えしていただくとともに、未来社会に主流となりかねないこうした「環境に優しい」新規装置開発ビジネスの進捗を鑑みつつ、どういう方途を探るべきかみなさんと考えていきます。
「アマゾン熱帯林のいま 〜ブラジル政権下の開発圧力に立ち向かう先住民〜」 2020.9.12
ゲスト:
下郷さとみさん(ジャーナリスト / NPO 法人 熱帯森林保護団体(RFJ-Rainforest Foundation Japan)協力者)
肉牛牧畜や大豆栽培などの輸出用大規模農業開発、保護区内における違法の金採掘を含む地下資源開発、木材業者による盗伐…。アマゾンは今、開発による森林破壊で酷く乾燥化が進み、乾期の火災の拡大を招くという悪循環に陥っています。
憲法で土地への権利が保障される先住民族保護区はアマゾンの森を守る最後の砦。しかし極右のボウソナロ政権は、保護区内で先住民族の同意なしに鉱物採掘を可能にする法案や、保護区の森を焼き払って違法に拡大した農地に恩赦を与える法案を次々に提出するなど、開発圧力はますます高まる一方です。 生存の危機の中、先住民族はどのような抵抗運動を展開しているのでしょうか。
ブラジルと長く関わり、またRFJの活動に同行して現地を取材し続けている下郷さんに、「経済(貧困対策)か森林保護か」という二元論で語られがちなアマゾンの問題に対して包括的な視点からお話しいただきます。
報告会☆舞鶴パーム油発電完全撤退!市民の力で事業を止めた七人の侍 2020.7.19
報告:
石崎雄一郎(ウータン・森と生活を考える会 事務局長)
大西寛治さん(喜多地区環境保全委員会 委員長)
森本隆さん(舞鶴西地区の環境を考える会 代表)
舞鶴で予定されていたパーム油発電計画は、地域住民の方が奮闘され、多くの市民とNGOの支えもあって反対活動が成功、市民側の完全勝利を迎えました。建設予定地最寄の喜多地区から、完全撤退の立役者である住民の方をゲストに迎えて活動を振り返るとともに、パーム油発電の問題を再確認し今後のH.I.Sや福知山等での活動についての意見交換をするために、舞鶴の大槻さんより市民による情報公開請求の権利と重要性、福知山の三谷さんより三恵バイオマス発電所の現状、群馬の新村さんより邑楽町のパーム油発電建設問題、JACSESの田辺さんよりダイベストメント活動について、東京の飯沼さんより東北でのH.I.Sスーパーエナジーの動きや国のFIT(固定価格買取制度)への要望、などオンラインを交えて情報提供いただき、私たちに何ができるかを考えました。






