【プレスリリース】機関投資家及び融資機関71社宛に、住友商事株式会社に対してESGエンゲージメント強化及び投資撤退を求める要請書を送付しました。

本日3月11日(金)、ウータン・森と生活を考える会は、Fridays For Future Sendai、Mighty Earth、プランテーション・ウォッチ、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)と共に、10カ国32団体の賛同を得て、住友商事株式会社の株主と想定される機関投資家及び融資機関71社宛に、『住友商事株式会社に対してESGエンゲージメント強化及び投資撤退を求める要請書』の送付を開始しました。

住友商事株式会社と住友商事東北株式会社の共同出資である仙台港バイオマスパワー合同会社のバイオマス発電事業は、気候変動への悪影響、燃料調達時の森林と生態系破壊及び地域住民の生活への影響が強く懸念されます。

昨今、機関投資家及び融資機関には、取引先の環境課題を十分に理解し、対話を通じて問題を解決するための提案ができるようになることが求められています。
そのため、住友商事株式会社仙台港バイオマスパワー合同会社の事業を含む全ての輸入バイオマス発電事業から撤退するよう住友商事株式会社にエンゲージメントを行うと共に、一定期間改善が見られない場合、同社からの投資撤退(ダイベストメント)を行うことを要請しました。

要請書の詳細はこちら

ウータンでは引き続き、結果を報告していきます。
ご取材のほどよろしくお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ先:
ウータン・森と生活を考える会(担当:石崎 contact-hutan@hutangroup.org
海外の現地情報:Mighty Earth(担当:ロジャー・スミス roger@mightyearth.org

参考資料:
[Mighty Earth]新報告書「隠蔽の煙幕:住友商事の『カーボンニュートラル』失敗の数々」
https://www.mightyearth.org/sumitomoclimatejp

[500名以上の科学者]バイオマス燃料のための森林利用に関する書簡
http://ur0.work/DeW5

[日経新聞]輸入に頼る木質バイオマス発電 持続可能といえるか
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD021JP0S2A200C2000000/

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