ウータン・パーム油学習会 第12回「アブラヤシ農園と人権の問題〜インドネシアの「希望の地」パプア州から」

ウータン・パーム油学習会 第12回「アブラヤシ農園と人権の問題〜インドネシアの「希望の地」パプア州から」

大部分がまだ広大な熱帯林に覆われたニューギニア島のパプア州は,インドネシア国家の政策のもとスマトラ島・ボルネオ島に次ぐ開発のターゲットとなっていて,2020年までに大阪府の面積の20倍の森がアブラヤシ農園にされようとしています。多くの企業が進出を始めていますが,その裏にはバイオ燃料など様々な産業での需要が増えていることがあります。しかし,パプアでは1980年代以来,広大な先住民の土地が開発のために奪われ,軍や私兵による人権侵害も行われてきました。企業は地元住民の人権や環境問題を無視して開発を進めていて、政府が掲げる「権利に基づいた開発」「持続可能なパーム油生産」,「環境への配慮」は口先だけの政策になっています。日本でも身近な食品や洗剤などに使われているパーム油(「植物油脂」という表示の中に隠れていることも)の生産現場で起きていることについてお聞きする貴重な機会です。

【日時】 2019年2月2日(土)15:10~16:10
(前のプログラムが終了後にご入場いただけます)

【場所】 大阪市北区民センター1階 第1・2会議室(ワンワールドフェスティバルの会場内)
http://www.interpeople.or.jp/owf/access.html
大阪メトロ堺筋線「扇町駅」直結、JR環状線「天満駅」徒歩1分

【講師】 ディアント・バクリアディさん(インドネシア土地問題情報センター代表、京都大学東南アジア研究センター招聘教授、前インドネシア国家人権委員会副委員長)

【参加費】 無料

【定員】 50人

【お申込み】 こちらのフォームからお申込みください
http://urx.space/Oqrs

【お問い合わせ】 contact-hutan@hutangroup.org

*地球環境基金の助成を受けて実施します

☆☆☆ワン・ワールド・フェスティバルでは、2月2日、3日の10~17時 ブース出展もしています☆☆☆
ウータン・森と生活を考える会の活動を知ったり、メンバーと交流するチャンスです!
会場は「北区民センター」内です。
http://www.interpeople.or.jp/owf/
お好きな時間帯にお気軽に遊びに来てください!

(11/6 火)ウータン・森と生活を考える会30周年記念海外ゲスト講演「熱帯林保護のこれまで、森林再生のこれから」

(11/6 火)ウータン・森と生活を考える会30周年記念海外ゲスト講演「熱帯林保護のこれまで、森林再生のこれから」

ウータン・森と生活を考える会は、今年設立30周年を迎えました。
主な活動地のボルネオ島では、熱帯材のための乱伐、違法伐採、先住民への権利侵害などが横行し、
マレーシアやインドネシアの活動家、海外のNGOが協力して熱帯林保護に取り組み、
日本では「違法材ラミン材使用停止宣言」などの成果も出ました。

ウータンが違法伐採後の森林再生をめざしていたインドネシアでは、
パーム油を採るためのアブラヤシ・プランテーションが急速に広がり、
いまや東南アジアの熱帯林破壊最大脅威となっています。

しかし、タンジュン・プティン国立公園に隣接するタンジュン・ハラパン村では、
持続的とはいえないアブラヤシ・プランテーションでの仕事を辞めて、
植林や観光による村づくりに奮闘する若者も出てきました。

長年調査に取り組んできたインドネシアの熟練したNGOスタッフと、開発に翻弄された村の一青年、
それぞれの視点から、熱帯林保護と森林再生のこれからを語っていただきます。

日時:2018年11月6日(火)18:30~20:45(会場18:00)

場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
http://www.geoc.jp/access/
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
渋谷駅から徒歩10分、地下鉄表参道駅出口B2から徒歩5分

参加費:無料

【当日のスケジュール】
18:30 開始
18:35-19:35 ヤヤットさん講演「熱帯林保護の30年を振り返る」
19:40-20:40 イラさん講演「タンジュン・ハラパン村での森づくり」
20:45 終了

【海外ゲスト紹介】
ヤヤットさん
1997年 NGO Telapakに創設期より参加し、インドネシアの違法伐採・貿易の調査を行ってきた。
2000年代には違法材について各国政府に申し入れ、
2003年に違法伐採が原因の洪水で約200人が死亡、
「ワシントン条約ラミン保護キャンペーン」を日本でも実施依頼。
2007年ウータン等や環境庁による「違法材ラミン停止宣言」のあと
REDDプロジェクトや村落コミュニティ問題について取り組んでいる。

イラさん
タンジュン・プティン国立公園に隣接するタンジュン・ハラパン村の若者。
アブラヤシのプランテーションでの仕事を辞めて、植林や観光による村づくりに奮闘。
村の青年団のリーダーとして将来の村のあり方を考えている。

【申し込み方法】
下記の申し込みフォームからお申込みください。
https://goo.gl/2iEg5r

または、contact-hutan@hutangroup.org
090-8145-1146〈石崎〉まで(海外調査時等つながらない場合はご了承ください)

主催:ウータン・森と生活を考える会
共催:プランテーション・ウォッチ

*講演には地球環境基金の助成が使われます。

(11/3・土祝)ウータン・森と生活を考える会 30周年記念パーティ海外ゲスト講演&ボルネオ活動報告ビデオ上映「守る!熱帯林 未来にむけて 30年をふりかえる」

(11/3・土祝)ウータン・森と生活を考える会 30周年記念パーティ
海外ゲスト講演&ボルネオ活動報告ビデオ上映
「守る!熱帯林 未来にむけて 30年をふりかえる」

ウータン・森と生活を考える会は今年設立30周年を迎えました!
設立当初から当会と関わりのあるマイチケットの会場をお借りし、
ウータンと馴染みの深い海外ゲストと共に30周年の記念パーティを行います。

2階で午後から海外ゲスト講演会、夕方から会食、晩からドキュメンタリー映像作家の中井信介さん
作成のボルネオ活動報告ビデオ上映及び西岡良夫代表とゲストとの対談の3部構成となっております。

3階ではインドネシア料理など簡単なお食事をご用意しております。持ち寄りも大歓迎です。
30年間の写真やヒストリー紹介も展示予定です。
アットホームな雰囲気で行いたいと思っておりますので、
ご歓談等しながらゆっくりとおくつろぎください。

お久しぶりの方も、最近当会を知ったという方も、楽しんでいただける内容を考えています。
お昼から晩までゆっくりと行いますのでご都合のいい時間帯にお越しください。
時間があまり取れないという方も少しでも顔を出していただければ幸いです。

みなさまのご参加をお待ちしております!

【日にち】2018年11月3日(土・祝)

【ところ】マイチケット CASA de UME
尼崎市武庫川町4丁目27-1
(阪神電車 阪神本線『武庫川駅』下車徒歩2分)

アクセス

大阪方面から 『梅田』→(急行13分)→『武庫川』
神戸方面から 『三宮』→(特急14分)→『西宮』→(急行5分)→『武庫川』

武庫川駅下車→東改札(大阪方面からの場合後ろ側)。東改札の左に出口があります。(前に中華料理屋)
「駐輪場の管理事務所」の前を通って「楠霊神社」の看板の坂道をくだり、道なりに進むと右側に8軒並んだ黄色い家の奥から2番目がCASA de UMEです。

【当日のスケジュール】
12:00 開場

〈第1部 講演〉
13:00-14:00 ヤヤットさん講演+質疑
「熱帯林保護の30年を振り返る」
14:00-15:00 イラさん講演+質疑
「タンジュン・ハラパン村での森づくり」
15:00-15:45 会場を交えてのディスカッション
「これからのウータンを通して私たちができる事」

〈第2部 会食〉
16:00-18:00
3階でインドネシア料理、写真展、ヒストリーなどをお楽しみください
*料理の持ち寄り歓迎です!

〈第3部 上映会+対談〉
18:00-19:20
「ボルネオでの活動報告ビデオ上映」
撮影・制作:中井信介さん(ドキュメンタリー映像作家・手わたしプレス)

19:30-20:45
ヤヤットさん、イラさん、西岡良夫(ウータン代表)+会場を交えての対談
「熱帯林の未来を考える」

20:45 終了

【海外ゲスト紹介】
ヤヤットさん
1997年 NGO Telapakに創設期より参加し、インドネシアの違法伐採・貿易の調査を行ってきた。
2000年代には違法材について各国政府に申し入れ、
2003年に違法伐採が原因の洪水で約200人が死亡した事件などを受けて
「ワシントン条約ラミン保護キャンペーン」を日本でも実施依頼。
2007年ウータン等や環境庁による「違法材ラミン停止宣言」のあと
REDD+プロジェクトや村落コミュニティ問題などについて取り組んでいる。

イラさん
タンジュン・プティン国立公園に隣接するタンジュン・ハラパン村の若者。
アブラヤシのプランテーションでの仕事を辞めて、植林や観光による村づくりに奮闘。
村の青年団のリーダーとして将来の村のあり方を考えている。

【申し込み方法】
下記の申し込みフォームからお申込みください。
https://goo.gl/Do9ai7

または、contact-hutan@hutangroup.org
か、090-8145-1146〈石崎〉まで(海外調査時等つながらない場合はご了承ください)

☆申し込みの際に参加される部をお知らせください。
第1部( )
第2部( )
第3部( )
*部分参加も可能です。

☆お料理を持ち寄って下さる方は、その旨もご一報ください。
持ち寄りの有無
有( )・無( )

会場は席が限られていますのでお早めにお申込みいただけると幸いです。

11月6日は東京講演をします。
詳しくはこちら

【主催】ウータン・森と生活を考える会
*講演には地球環境基金の助成が使われます。

(7/21 大阪)第11回パーム油学習会「パーム油を使う私たちが日本でできるアクションとは? ~問題解決のために~」

(7/21 大阪)第11回パーム油学習会
「パーム油を使う私たちが日本でできるアクションとは?
〜問題解決のために〜」

私たちはパーム油を、スナック菓子やマーガリン、洗剤、化粧品などの形で、日々消費しています。一方、パーム油生産での、環境・人権などの様々な問題が指摘されています。ウータン・森と生活を考える会では、パーム油の問題についての学びを深め、熱帯林や泥炭地を守るために何ができるかを参加者と共に考えるパーム油学習会を2015年より開催しています。

11回目となる今回は、熱帯林保全に取り組むNGOのネットワーク「プランテーション・ウォッチ」の中心メンバーである飯沼佐代子さんと川上豊幸さんをゲストにお招きし、”プランテーション拡大に対して消費者が実際にできるアクション”をテーマに、熱帯林や泥炭地の保全に向けて日本の市民やNGOがどのように協働し、取り組んでいけるかを考えます。

日時:2018年7月21日(土)13:30〜16:30

場所:大阪聖パウロ教会1階(阪急梅田駅徒歩5分)
http://kansaingo.net/access/ (この地図の建物の1階)

スケジュール:
①「パーム油問題解決!アクションガイド?-アジアの未来に熱帯林を残せるかー」

ゲスト:飯沼佐代子さん
地球・人間環境フォーラム(GEF)

内容:プランテーション・ウォッチ(2011~)は、熱帯プランテーションの環境・社会問題の解決に向け6つのNGOが協力するネットワークです。調査、普及啓発、政策提言などを通じて、主に企業の調達行動を変えることを目指しています。
活動をはじめた頃と比べパーム油の問題の認知は徐々に進み、食品業界のRSPO認証への取組みもスピードアップしていますが、生産国に目を向けると、熱帯林減少に歯止めがかかっているとは言えません。日本ではパーム油を燃やす火力発電所建設が進むなど、大きな逆行も起きています。私たちが熱帯林を残していくためにできることは何か、一緒に考えてみましょう。

②「パーム油問題解決に向けた金融や企業に対する取り組み状況について」

ゲスト:川上豊幸さん
レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表

内容:レインフォレスト・アクション・ネットワークの取り組み状況についてお知らせと、バイヤーへのキャンペーンと金融面での取り組みについて、歴史的な変遷や認証制度への働きかけなどを交えてお知らせします。

参加費:無料

申込み:以下の申し込みフォームよりお申し込みください
https://goo.gl/UXrrtc

または、 contact-hutan@hutangroup.org
090-8145-1146 (石崎) にご連絡ください。

ゲストプロフィール:
飯沼佐代子さん
信州大学農学部農学研究科修了。子どものころから動物好き。野生動物との共存を考えて信州大学の森林科学科へ。95年から98年まで大阪でAMネットに関わりつつ、環境コンサルタントとして関西近辺の環境アセスメント、都市計画事業に携わる。98年から6年間タイ在住、メコン・ウォッチスタッフなどとして現地のコミュニティによる資源管理の活動支援を行う。2005年帰国、アジア太平洋資料センター(PARC)を経て、2008年から地球・人間環境フォーラム。木材とパーム油の持続可能な調達促進、環境省の森林事業等を担当。

川上豊幸さん
神戸大学大学院国際協力研究科 満期退学後、博士(経済学)取得。熱帯林行動ネットワーク運営委員。AMネット理事。ウータン森と生活を考える会とラミン調査会にも参加し、違法伐採問題にも取り組む。2005年より、現職に就きタスマニアの原生林伐採問題に取り組む。2009年よりインドネシアの紙パルプ問題に取り組み、2013年頃からパーム油問題に取り組む。同時期に金融面からのアプローチも日本でも開始しました。

主催:ウータン・森と生活を考える会
協力:プランテーション・ウォッチ、気候ネットワーク(予定)

*本講演は地球環境基金の助成を得て開催します。

【満員御礼!今年度の募集は終了しました】森の中でのホームステイ ボルネオ島・エコツアー(ウータン・森と生活を考える会)

【満員御礼!今年度の募集は終了しました】

森の中でのホームステイ ボルネオ島・エコツアー
https://hutangroup.org/?page_id=180

オランウータンの棲む豊かな森と
私たちの生活のつながりを体験し
地元の人たちとの交流から
日本でできることを考えるエコツアー

ジャングルの中で植林をしたり
村でじっくりホームステイをする

日本とは一味も二味も違った夏休みを過ごしに
ボルネオ島へ足を伸ばしてみませんか?

☆日時:2018年8月25日(土)~8月31日(金)

☆場所:インドネシア中央カリマンタン州タンジュン・プティン国立公園地区(ボルネオ島)

☆主な内容:
・オランウータンの研究で有名なタンジュン・プティン国立公園でのジャングル・クルージング。オランウータンの他テングザルなどボルネオ特有の動物に出会える!

・ボルネオ島で急速に森が失われている背景、多くの日用品に使われている「パーム油」の生産が起こしている問題について学びます

・森林保護・再生に取り組む地元NGOや村人と一緒に植樹や環境教育を体験します。

・国立公園とアブラヤシ(パーム油の原料)農園とのはざまにある村でのホームステイ。4泊の滞在でホストファミリーや村の子ども達と仲良しに!

*パンフレットはこちら:
http://myticket.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/09c94a032c79c844fe59623de3d40c97.pdf

☆旅行代金:166,000円
(旅行代金に含まれないもの、燃油特別付加運賃:7,400円、関西空港使用料:3,040円、現地空港税:4,500円程度 *5月1日現在。為替レートや原油価格の変動により変わることがあります。渡航手続き費用、旅券印紙代、海外旅行保険、旅行日程に明示されていない飲食代、およびそれにともなう税、サービス料
*その他、予定航空会社等の詳細はこちら:
http://myticket.jp/archives/hutan201808.html

☆お申し込み:
エコツアーの主催者は旅行会社のマイチケットとなります。
こちらのウェブサイトからお問い合わせください。
http://myticket.jp/archives/hutan201808.html

【こんな方にオススメ!】
・環境問題、熱帯林減少、パーム油の問題に関心がある。

・植林活動や環境教育を体験したい。

・ボルネオの自然を体感し、オランウータンなどの動植物に会いたい。

・インドネシアの農村でのホームステイや村人たちとの交流に関心がある。

・国際理解教育や開発教育に関心がある。

【これまでの参加者の声】
・普段日本では味わえない経験や、出会い、またたくさんの知識を得ることができました。物の見方や考え方、価値観が大きく変わりました。(20代・男性・大学生)

・最も印象に残ったことは、村でのホームステイです。初めは言葉もわからず、日本とは文化も文明も違ってどうしようかと不安に思ったのですが、村人の優しさや子どもたちの笑顔に触れて不安もすぐに消え去りました。(20代・女性・大学生)

・景色が素晴らしい。流域に沿ってニッパヤシが生い茂るジャングル。私は、川と森が大好きで満足しました。(60代・男性)

・熱帯雨林の伐採で急激にオラウ―タン等の生息地が狭くなり絶滅の危機にある事や、マングロープの伐採で多くの地域が失われているのを見て、日本では考えていなかった自然破壊が進んでいることも知りました。(70代・男性)

・自身の研究テーマが「開発教育」で、現場で起こっている問題をリアルに表現し行うことへの難しさを感じていていました。この旅で、森と共に生きること、人と共に生きること、動植物、自然と共に生きることを五感で感じることができました。(20代・女性・大学院生)

・日本で森林復元活動に関わっているので、実際に現地で村人が主体になって苗木作りや、森の復元活動を行っている現場に行けたことはとても興味深かったです。(30代・女性・NPO職員)

【ウータン・森と生活を考える会とは】
「森を守りたい」と願う心をもった人々による市民団体。オランウータンを はじめ多様な生物が棲み、先住民に生きる糧を与えてくれるボルネオ島 の自然豊かな熱帯林を、国内外の NGO や現地の村人と共に保全・ 回復し、森林減少の要因となっている商品の消費国・日本での生活を 考える活動を、30 年間市民の力で進めてきました。

公式ウェブサイト:
https://hutangroup.org/

エコツアーのページ
https://hutangroup.org/?page_id=180

 

「サゴ椰子と生きる〜スマトラ泥炭地の村から〜」 「ゆっこのカナダ報告〜ガリアーノ島の住民による持続可能な地域づくり」

 

 

 

 

ウータン・森と生活を考える会 メンバー報告会
「サゴ椰子と生きる〜スマトラ泥炭地の村から〜」
「ゆっこのカナダ報告〜ガリアーノ島の住民による持続可能な地域づくり」

日時:6月3日(日)13:30〜16:00

場所:とよなか国際交流センター 会議室2A
http://www.a-atoms.info/access/

内容:
報告1「サゴ椰子と生きる〜スマトラ泥炭地の村から〜」
神前進一さん

インドネシアの泥炭湿地がアブラヤシ農園やアカシア植林地に転換されて急速に失われてさいくなか、スマトラ島東岸のスンガイ・トホール村では泥炭湿地を保全しながら生活が営まれてきました。そこで栽培されているのは、”サゴヤシ”という幹に多量の澱粉を含む椰子。村人の日々の食料から輸出用工業原料に至るまで、多様な利用が行われています。こうした持続可能な村の暮らしを多くの写真を見ながら紹介します。

報告2「ゆっこのカナダ報告〜ガリアーノ島の住民による持続可能な地域づくり」
ゆっこさん

ウータンの若手メンバーゆっこさんは、2017年6月から一年間カナダで自然環境保全に関わる経験を積んできました。カナディアンロッキーとして有名なバンフ国立公園、11月から環境NPOでインターンシップを行っているガリアーノ島、オーガニックやナチュラルな暮らしで有名なネルソン市やソルト・スプリング島、古代からの原生森林が今まさに木材開発会社によって皆伐されているバンクーバー島のワルブラン等で見てきたこと、経験したこと、感じたことなどをご紹介します。

参加費:無料

定員:20人(先着順)

申込み:こちらの申し込みフォームより、お申し込みください。
https://goo.gl/GJdmsj

または、contact-hutan@hutangroup.org , 090-8145-1146(石崎)

問い合わせ:contact-hutan@hutangroup.org

主催:ウータン・森と生活を考える会

【第10回パーム油学習会】泥炭地回復への挑戦とエンタイトルメント~人々の積極的参加を得るには?~

研修・セミナー名称:【第10回パーム油学習会】泥炭地回復への挑戦とエンタイトルメント~人々の積極的参加を得るには?~

 

 

泥炭地回復への挑戦とエンタイトルメント

~人々の積極的参加を得るには?~

ウータン・森と生活を考える会ではボルネオ島の熱帯林減少に大きな影響を与えている「パーム油」に焦点を当てた学習会を一昨年より続けており、毎回好評を博しています。パーム油プランテーションのように大規模な熱帯泥炭林破壊を伴わない持続可能な産業のあり方として、「パルディカルチャー」という地元の種の植樹や土地を乾燥させない形の農業が期待されています。しかし、インドネシア政府により進められている再湿地化、再緑地化、生計の再構築をめざしたプロジェクトは、必ずしも住民の積極的参加を得ているとは言えないようです。住民が直面する土地権の不確定状態の改善、資金の貸付や教育へのアクセス、前貸し制度に依存しない販路の確保などのより基本的な権利の回復を含めることでのより積極的な住民参加の確保などをどのように進めていけばよいのでしょうか?インドネシアを研究のフィールドとして何十年もの間活躍してこられ、豊かな自然環境を取り戻すために研究活動を続けておられる京都大学の水野広祐先生をゲストにお招きし、研究者の視点から泥炭地回復の手法について語っていただきます。

参加費:無料

申込み:以下の申し込みフォームよりお申し込みください

http://urx3.nu/J4Yf

または、contact-hutan@hutangroup.org

090-8145-1146  (石崎)

ゲスト:水野 広祐さん
京都大学東南アジア地域研究所・総合地球環境学研究所教授
インドネシア地域研究専門

主催:ウータン・森と生活を考える会

協力:気候ネットワーク
関西NGO協議会
プランテーション・ウォッチ(予定)
*本講演は地球環境基金の助成を得て開催します。

★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”(3/26東京)

☆ウータン・森と生活を考える会30周年記念☆
3/23・24大阪、26東京★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”

2015年、大規模森林火災により東京都10個分とほぼ同じ面積の熱帯林を失ったインドネシア。その最前線で消火活動を行ったローカルNGOスタッフであるイサムさんを招いて、現場のリアルをお話しいただきます。
イサムさんは、ボルネオ島のジャングルに囲まれる村で生まれ育ち、自給自足から違法伐採、そして森林再生NGOの仕事へと生活を変えていきました。
「仲間たちと苦労して築いた”俺たち”の植林地を森林火災で何度も奪われながら、なぜまだ木を植えるのか?」
「必要最低限の装備も揃わない中で果敢に消火活動をする原動力とは?」
などなど、当日は森林再生の現場で働くイサムさんの生の声をお聞きします!

【日時・場所】
①《大阪・晩》3月23日(金)19:00〜21:00
サラヤ株式会社本町ビル5階 大会議室
(大阪市中央区備後町 4ー2ー3)https://www.saraya.com/com_profile/kyoten/jigyosho/honmachi.html

②《大阪・昼》3月24日(土)14:00〜16:30
とよなか国際交流センター 会議室4
(大阪府豊中市玉井町1-1-1「エトレ豊中6階」)
http://www.a-atoms.info/access/

③《東京・晩》3月26日(月)18:30〜20:30
東京ウィメンズプラザ2階 第1会議室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/

【定員】①40人、②30人、③80人
申込先着順(定員になり次第締め切らせていただきます)

【参加費】無料

【講演内容】
1.現地の紹介映像「森をふたたび」上映
(ドキュメンタリー映像作家・中井信介さん撮影&編集)

2.特別講演「地元NGOに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”」
ゲスト:イサムさん
(本名:Samsuさん/FNPF — Friends of the National Parks Foundation)

3.ディスカッション「熱帯林を守るために私たちにできること」
①中西宣夫(サラヤ株式会社調査員、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)
②③石崎雄一郎(ウータン・森と生活を考える会事務局長、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)

*講演内容は事前に変更される可能性があります。

【お申込み】
以下のフォームからお申込みください。
https://goo.gl/gdSaKg
または、 info@hutangroup.org まで

【お問合せ】
ウータン・森と生活を考える会
info@hutangroup.org
または、090-8145-1146(担当:石崎)

主催:ウータン・森と生活を考える会
共催:ボルネオ保全トラスト・ジャパン
協力:気候ネットワーク、プランテーション・ウォッチ(予定)
協賛:サラヤ株式会社

*本講演は公益信託地球環境日本基金の助成を得て開催します。

★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”(3/24大阪)

☆ウータン・森と生活を考える会30周年記念☆
3/23・24大阪、26東京★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”

2015年、大規模森林火災により東京都10個分とほぼ同じ面積の熱帯林を失ったインドネシア。その最前線で消火活動を行ったローカルNGOスタッフであるイサムさんを招いて、現場のリアルをお話しいただきます。
イサムさんは、ボルネオ島のジャングルに囲まれる村で生まれ育ち、自給自足から違法伐採、そして森林再生NGOの仕事へと生活を変えていきました。
「仲間たちと苦労して築いた”俺たち”の植林地を森林火災で何度も奪われながら、なぜまだ木を植えるのか?」
「必要最低限の装備も揃わない中で果敢に消火活動をする原動力とは?」
などなど、当日は森林再生の現場で働くイサムさんの生の声をお聞きします!

【日時・場所】
①《大阪・晩》3月23日(金)19:00〜21:00
サラヤ株式会社本町ビル5階 大会議室
(大阪市中央区備後町 4ー2ー3)https://www.saraya.com/com_profile/kyoten/jigyosho/honmachi.html

②《大阪・昼》3月24日(土)14:00〜16:30
とよなか国際交流センター 会議室4
(大阪府豊中市玉井町1-1-1「エトレ豊中6階」)
http://www.a-atoms.info/access/

③《東京・晩》3月26日(月)18:30〜20:30
東京ウィメンズプラザ2階 第1会議室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/

【定員】①40人、②30人、③80人
申込先着順(定員になり次第締め切らせていただきます)

【参加費】無料

【講演内容】
1.現地の紹介映像「森をふたたび」上映
(ドキュメンタリー映像作家・中井信介さん撮影&編集)

2.特別講演「地元NGOに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”」
ゲスト:イサムさん
(本名:Samsuさん/FNPF — Friends of the National Parks Foundation)

3.ディスカッション「熱帯林を守るために私たちにできること」
①中西宣夫(サラヤ株式会社調査員、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)
②③石崎雄一郎(ウータン・森と生活を考える会事務局長、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)

*講演内容は事前に変更される可能性があります。

【お申込み】
以下のフォームからお申込みください。
https://goo.gl/gdSaKg
または、 info@hutangroup.org まで

【お問合せ】
ウータン・森と生活を考える会
info@hutangroup.org
または、090-8145-1146(担当:石崎)

主催:ウータン・森と生活を考える会
共催:ボルネオ保全トラスト・ジャパン
協力:気候ネットワーク、プランテーション・ウォッチ(予定)
協賛:サラヤ株式会社

*本講演は公益信託地球環境日本基金の助成を得て開催します。

★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”(3/23大阪)

☆ウータン・森と生活を考える会30周年記念☆
3/23・24大阪、26東京★地元ngoに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”

2015年、大規模森林火災により東京都10個分とほぼ同じ面積の熱帯林を失ったインドネシア。その最前線で消火活動を行ったローカルNGOスタッフであるイサムさんを招いて、現場のリアルをお話しいただきます。
イサムさんは、ボルネオ島のジャングルに囲まれる村で生まれ育ち、自給自足から違法伐採、そして森林再生NGOの仕事へと生活を変えていきました。
「仲間たちと苦労して築いた”俺たち”の植林地を森林火災で何度も奪われながら、なぜまだ木を植えるのか?」
「必要最低限の装備も揃わない中で果敢に消火活動をする原動力とは?」
などなど、当日は森林再生の現場で働くイサムさんの生の声をお聞きします!

【日時・場所】
①《大阪・晩》3月23日(金)19:00〜21:00
サラヤ株式会社本町ビル5階 大会議室
(大阪市中央区備後町 4ー2ー3)https://www.saraya.com/com_profile/kyoten/jigyosho/honmachi.html

②《大阪・昼》3月24日(土)14:00〜16:30
とよなか国際交流センター 会議室4
(大阪府豊中市玉井町1-1-1「エトレ豊中6階」)
http://www.a-atoms.info/access/

③《東京・晩》3月26日(月)18:30〜20:30
東京ウィメンズプラザ2階 第1会議室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/

【定員】①40人、②30人、③80人
申込先着順(定員になり次第締め切らせていただきます)

【参加費】無料

【講演内容】
1.現地の紹介映像「森をふたたび」上映
(ドキュメンタリー映像作家・中井信介さん撮影&編集)

2.特別講演「地元NGOに聞く!ボルネオ島の森林再生と火災のリアル“現場話”」
ゲスト:イサムさん
(本名:Samsuさん/FNPF — Friends of the National Parks Foundation)

3.ディスカッション「熱帯林を守るために私たちにできること」
①中西宣夫(サラヤ株式会社調査員、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)
②③石崎雄一郎(ウータン・森と生活を考える会事務局長、ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事)

*講演内容は事前に変更される可能性があります。

【お申込み】
以下のフォームからお申込みください。
https://goo.gl/gdSaKg
または、 info@hutangroup.org まで

【お問合せ】
ウータン・森と生活を考える会
info@hutangroup.org
または、090-8145-1146(担当:石崎)

主催:ウータン・森と生活を考える会
共催:ボルネオ保全トラスト・ジャパン
協力:気候ネットワーク、プランテーション・ウォッチ(予定)
協賛:サラヤ株式会社

*本講演は公益信託地球環境日本基金の助成を得て開催します。