1/24,26@東京『森の守り人~バスキの場合~』映画上映

ウータン制作の『森の守り人~バスキの場合~』を上映します。
ボルネオ島の森林破壊・再生の最前線で働くNGOスタッフたちの言葉が刺さります。
まだご覧になったことのない方はぜひ!
合わせて、ウータンメンバーよりパーム油の問題や私たちにできることについてのお話をし、Q&Aや感想シェアのお時間もとりたいと思います。

【第1回】

◆日時: 1月24日(金)19:00~20:30

◆場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
(東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
▼地図や道案内はこちら
https://www.geoc.jp/access.html

◆定員:40人

◆参加費:無料(寄付歓迎)

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://forms.gle/vJ9K5x6QYLEQzorb8

【第2回】

◆日時: 1月26日(日)11:00~13:00
*こちらの回の方がトークや感想シェアのお時間が長くなっています。

◆場所:カフェスロー2階ワークショップスペース
(東京都国分寺市東元町2-20-10)
*国分寺駅南口から徒歩5分
*店内には入らずに、パン屋リンカランさんの右隣にある外階段から2階へお上がりください。

▼カフェスローの地図や道案内はこちらのaccessより
https://cafeslow.com/

◆定員:10人

◆参加費:ハートマネー

◆お申込み:下記のフォームへ記入
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfxccE84BwvnhX5sBhwsShl88hqnXGQ_5PyjMNNCsYUpRYARw/viewform

※希望者のみ、上映前後に「森のコーヒー(詳細は下記へ)」と終了後に同会場のカフェスロー内でのランチ会の開催を予定しています。ご希望の方はフォームにてお知らせください。(それぞれ料金は別途お支払いください。)

◆森のコーヒー(料金別途・ハートマネー)
豊かな森をまもり育む森林農法のコーヒーをハンドドリップにてご提供します。
手挽きで丁寧に抽出する為10〜15分お時間を頂きます。
こちらのフォームで事前予約も受付します。
空きがある場合は当日も承りますので、上映前までにお申し付けください。
ご提供は上映前もしくは上映後になります。

【提供者:ななみ】
「えほんとコーヒーうーたん」店主。
うーたんはインドネシア語で”森”
パートナーの出身地、インドネシア・ボルネオ島の森が切り開かれた跡を上空から眺めた記憶から、森林農法・有機栽培・フェアトレードなど、豊かな森を育み人々の暮らしを支えるコーヒーを大切に淹れています。
イベントやマルシェの時間を想い選んだ大人向けの絵本や写真集を一冊展示しています。
カフェスローホールスタッフ卒業
( 2019.4-2020.12/2022.8-2024.4 )

(第1・2回共通)
申込みフォームでのお申し込みが難しい方は、
contact-hutan@hutangroup.orgまで①お名前と②連絡先をお知らせください。
こちらでフォームに入力させていただきます。

*フォームでのお申込み後、Google Formより自動的に回答のコピーが送られます。そちらをもって受付の確認といたします。
回答のコピーが届かない場合は、お手数ですが【contact-hutan@hutangroup.org】までご連絡ください。

【映画について】
『森の守り人~バスキの場合~』
ウータン・森と生活を考える会の活動地ボルネオ島タンジュン・プティン国立公園近郊で、かつて違法伐採をしていたインドネシアの地域住民とともに、在来種による森林再生をめざして奮闘してきたローカルNGOのバスキさんを主人公にしたドキュメンタリー映画。度重なる森林火災と消火活動、子どもたちへの環境教育の様子、森への想いを語るシーンなどが緊迫感のある映像でご覧いただけます。

◆中井信介監督プロフィール
93年よりフィリピンのスラム街や米軍基地跡の写真を撮り始め、雑誌などで発表する。96年アジアウェーブ賞受賞。99年よりアジアの基地問題や環境問題をテーマにテレビ報道や映画制作に取り組む。「がんばれ!ファンセウル」国際人権教材奨励事業AWARD(2006年)。「ナナイの涙」座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル入賞(2010年)、福井映画祭審査員特別賞(2010年)。「空に溶ける大地」(2013年)「森をふたたび」(2018年)『地方の時代』映像祭奨励賞。

*中井信介監督作品「森をふたたび」はこちらでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=YCnjT536sXU

◆監督からのメッセージ
十年近く前になると思うが、ウータン事務局長の石崎さんから「バスキという人のドキュメンタリー映画を作ってもらえませんか」という相談を受けた。聞けばバスキは、インドネシア中央カリマンタンの環境NGO「FNPF」のマネージャーをしていて、とにかく魅力的な人物なのだという。僕は基本的に海外での撮影依頼を断らない。それは知らない土地の知らない人に会ってみたいからだ。こうしてバスキの映画制作が始まった。
初めてバスキに会ったのは2015年8月のスタディーツアーの時だった。長髪でガッチリした体格の青年で、キューバの革命家チェ・ゲバラが大好き。着ているTシャツの大半にはチェ・ゲバラの写真がプリントされていた。革命歌「インターナショナル」も好きで朝から大声で歌っていた。バスキにとっての森林保護活動は、言うなれば「革命」なのだと思う。彼は、多くの環境活動家のような森林減少に伴う地球温暖化の話はあまりしない。それよりもアブラヤシ農園の拡大によって土地を奪われている先住民族、貧困に苦しむ地域住民、過酷な労働を強いられている農園労働者などの苦悩に心を寄せていた。そして彼が行う植林活動は、国や企業が行う森林破壊に抗う革命のようだった。大きなプロジェクトが舞い込むと熱中して猪突猛進するタイプ。その反面、家族思いで子煩悩な側面もある。
環境問題の映画を作るのであれば、森林破壊の現状や地球温暖化の問題を映画で訴えるべきで、ゲバラ好きや子煩悩な事は関係ないのではないかと言われるかもしれないが、僕がこの映画を作る上で最も大切にしているのは、バスキがどのような人で、どのような思想の元に木を植えているのかである。それは他でもないバスキの映画だからだ。