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森のある惑星」始めました!

https://morinoaruwakusei.net/

地球上でもかけがえのない場所であり、刻々と失われつつある、熱帯林の魅力を紹介するために、日本の熱帯林保全NGOが共同でウェブサイト「森のある惑星」を作りました。ぜひご覧ください!

2020年へ、ともに動きだす!!

わくわくに満ちた世界

日本から遠く離れた赤道直下のボルネオ島。「安全で安心なこの国を飛び出して、一体どうしてそんなジャングルにばかり行くの?」周囲からよく問われるこの質問に対して、最近自分なりの答えがやっと見えてきました。『わくわく』『心の繫がり』『チャレンジ』…私が求める、おおよそ全ての心動かされる瞬間がそこには溢れていることを、これまでの熱帯林保全活動を通じて実感しているからではないかと思うのです。

なぜ今、熱帯林?

しかしその魅力に満ちた熱帯林は、今まさに私たちの手によって消し去られようとしています。そう、私たちの無関心によって、です。地球の肺とも呼ばれ、二酸化炭素をダイナミックに酸素へと変換し、多くの命を支えてきた熱帯林。しかし今、ボルネオ島をはじめとする熱帯泥炭地では人為的な開発によって火災が頻発し、地中にため込んだ大量の温室効果ガスを排出しています。地球の肺は逆に、地球の火薬庫とまで言われるようになってしまいました。

熱帯泥炭地…長い年月をかけて出来上がった深さ10m以上になることもある湿った木質の土地。樹木が池や川、湿地に倒れ落ちて堆積したため空気に触れて分解されることがなく、炭素を固定したままスポンジ状の土壌をつくり上げましたが、今人間の開発によって莫大な温室効果ガスとして排出しています。

それでも希望を捨てたくない

つい最近まで村の裏に広がっていた森がごっそり消え去って、パーム油を生産するためのアブラヤシ プランテーション(大規模農園)へと姿を変えた風景。やるせない瞳で見つめていた現地の仲間の姿が目に焼き付いています。彼らはその厳しい現実に直面しながらも、今この瞬間も問題に向き合いつづけています。

私は幸運なことに、現地でたくさんの仲間に出会えました。村で在来種による森林再生に取組んでいるみんな、一緒にエコツアーを企画実施する村人たち、オランウータン保護団体で働いていたり、政策提言をしていたり、大学の教授として政府に助言をしていたり…、それぞれ立場やアプローチは異なっていてもその想いは同じ。この森を守りたい!

私は幸運なことに、ここ日本でもたくさんの仲間に出会えました。かれこれ7年以上関わっているウータンという大阪の小さなNGO(1988年設立)には個性豊かなメンバーが集まっています。熱帯林保全に関わりながら定年まで公務員を勤めあげたベテランメンバーや、現役でバリバリ働く会社員、ビジネスマン、若さ溢れる大学生。世代や性別の壁を越えてアツい議論を繰り広げられるのは、みんな熱帯林を守りたい!と心から願っているからだと思います。

2020年」は特別

ところで、森林問題に取り組み、関心を寄せる国際社会や、企業、投資家の間では「2020年」は特別な意味を持った年です。世界ではこれまで、気候変動や生物多様性、違法伐採など様々なアプローチで、なんとかこれ以上の森林破壊を食い止めようと多くの議論が重ねられてきました。そうして決まった目標年が2020年。利害や立場の違いを超えて、森林を破壊し続ける社会を終わらせよう!という国際的な宣言や約束に呼応して、2020年までの森林破壊ゼロを約束する企業もどんどん増えています。

さて、日本に住む私たちにとって「2020年」は東京オリンピック・パラリンピック開催の年としても注目されています。近年オリンピックの取組みはスポーツだけにとどまらず、持続可能な調達を推進するなど、世界に目を向けて様々なモノゴトと私たちの暮らしとの繋がりを見直すきっかけにしようという動きも見られます。

動きだす日本のNGOたち

この特別な「2020年」にむけて、熱帯林保全に取り組む、大小、日々の活動も大きく異なる日本の様々なNGOが、その団体の枠を超えてこの度集結しました。1人や1団体では難しいことも、みんなで協力すればきっと乗り越えられると信じて、私たちは動きだします!

実現したいのは「色んな方が、色んな側面から、熱帯林の魅力に触れられるきっかけ作り」「日常とは異なるわくわくに出会える新しい居場所作り」です。

日常に熱帯林を!

熱帯林はもう待ったなしの危機に瀕しています。皆さんの力が必要です。私たちと一緒に熱帯林を何とか守ろうと動きだしてくれる方が、実はこの日本にもたくさん居るような予感がしています。でももしかすると、その誰かはまだ熱帯林って何なのかあまりピンと来ていないかもしれません。

そんな方々にも熱帯林の魅力を分かり易くお伝えするウェブサイト「森のある惑星」を作りました。

また、国際森林デーの3月21日を記念して毎月21日ごとに、「熱帯林の魅力」を伝えるメッセージを一斉発信しています。月に一度、遠く離れた熱帯林との繋がりを感じる時間をあなたの日常に加えてみませんか?熱帯林への想いを広げるこのムーブメント。是非多くの方に加わってもらいたいです。

熱帯林は、そこに住む生き物だけでなく、関わる人の人生をも豊かにしてくれるのではないかと期待しています。

Message from Yucco, HUTAN Group

メッセージ

「ウータン・森と生活を考える会」では、2015年に起きた森林火災をよみがえらせようと現地の仲間たちと活動しています。 その様子をドキュメンタリームービーとして製作しました(中井信介監督)。

2015年に東京都9つ分以上の森が消失したインドネシアの大規模森林火災。たくさんの命が失われている貴重な熱帯林を、 かつて違法伐採や違法採掘をしていた村人が再生しようとしています。オススメの一作です。

【地球環境日本基金の助成により制作しました】

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【署名&シェアのお願い!】現在、大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(H.I.S.)の子会社が、宮城県角田市でパーム油を利用した発電所の建設を開始。発電所では、年間7万トンものパーム油を燃やす計画で、日本で使われるパーム油の一割ほどが消費される計算となります。

パーム油は、生産地において多くの熱帯林を破壊し、オランウータンなどの絶滅危惧種が棲む生物多様性の喪失や地域住民・先住民の人権問題のリスクを孕んでいるのみならず、莫大な温室効果ガスを排出して気候変動のリスクが高い生産物です。本来、食品として使われる油をエネルギーとして利用することにも批判の声があります。

ウータン・森と生活を考える会では、3月22日にH.I.S.大阪駅前ハワイ支店前でバナーキャンペーンを行い、パーム油発電をやめていただくよう申し入れを行いました。

また、NGO FoE Japanを中心に環境NGOと宮城県の市民団体等と「HISさん、熱帯林と若者の未来を破壊するパーム油発電をやめて!」署名を開始し、ウータンも呼びかけ団体として関わっています。

ぜひみなさまからもH.I.Sに声を届けてください。

オンライン署名はこちらから
http://bit.ly/2VIDGkb

署名用紙はこちらから
http://www.foejapan.org/forest/palm/pdf/190507.pdf

問題の概要についてはこちらから
http://www.foejapan.org/forest/palm/190507.html

署名とシェアにご協力いただけると幸いです!😊