パーム油プランテーションの新たな脅威

今もなおボルネオ島の熱帯林は減少しています。その最大の原因は、パーム油をとるためにアブラヤシプランテーション (大規模農園)を拡大していることです。加工に便利な油であるパーム油は、ポテトチップスやインスタント麺、 チョコレート、アイスクリーム、ショートニング、洗剤、石鹸、化粧品などに幅広く使われています。
私たち日本人は生活でパーム油を使った商品を多く消費しており、結果的に遠いボルネオの自然豊かな熱帯林を減少させ、 多くの生物の棲みかを破壊しています。さらに、熱帯林の減少は地球の気候変動の原因でもあり、私たちの暮らしに直接 跳ね返ってくるでしょう。