パーム油に関する生協アンケート

パーム油に関する生協アンケート

最近、日本企業のパーム油の問題への意識は高まっていますが、まだ「持続可能性に配慮したパーム油の商品が、手軽に選んで買える」状況には至っていません。そんな中、2017年10月に日本生活協同組合連合会(以下、日本生協連)がRSPOへの加入およびRSPO認証油への入り替えを表明しました。私たちは日頃から生産者意識が高いコープの組合員の方々へアピールできるチャンスだととらえ、生協連および関西の生協および大学生協の今後の取り組みを知るためにヒアリングとアンケートを実施しました。

※日本生協連はコープのPB商品を製造し、全国の各生協・各大学生協の方針により取り扱い販売されています。

日本生協連へのヒアリング

①日本生協連へヒアリング

方法:電話、メール(2018/1/12)

質問内容:

1.コープ商品の中でパーム油を使用している商品

代表商品 

化粧せっけん CO・OP化粧せっけん

洗剤     CO・OPセフター

即席めん   CO・OPきつねうどん

パン     CO・OP食パン

チョコレート CO・OPファミリーチョコレート

2.RSPO認証マークを商品に表示する予定の具体的な商品名や表示開始時期等

→「CO・OPセフター」2018年秋までに表記を開始予定

3.RSPOへ加盟し、認証を受けた製品について、組合員様および各生協への広報や研修・勉強会等は行う予定はありますか?  

→2018年度に学習会を検討中

関西の生協および大学生協へアンケート

関西(大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀、福井)に店舗をもつ生協、大学に併設された店舗・食堂を持つ大学生協を対象にアンケートを行いました。

方法:郵送、メールにてアンケート送付(2018/1/18、1/19)

対象数:生協(23)、大学生協(42) 計65団体

内容:・PB商品や調理でのパーム油利用状況(Q1,Q2)、・RSPO認証商品の取り扱い(Q3)、各種認証マークと購買意欲(Q4)、認証マークの必要性(Q5)、RSPO製品のPR方法、勉強会(Q6、Q7、Q8)

回答状況:回答辞退(3)(生協3団体)、生協(3)、大学生協(3) 計9団体(回答率13%)

 

講評:日本生協連のヒアリング結果は、パーム油を使われている具体的な製品の把握と一部商品には認証マークを表示開始するという前向きな回答を得ることできました。認証マークの有無は現状、「環境や現地にある程度配慮されたパーム油使用」を簡単に知ることができる方法だと思います。しかし、製品への表示は極めて少ない状況の中では1商品でも増えることは喜ばしいことです。関西の生協および大学生協の反応はあまりよくありません。関心が薄いことや、パーム油について正しく認識されていない回答が散見されました。販売する立場に方々がその認識では、まだ消費者にまで届くのは時間がかかりそうに感じました。しかし、「組合員の要望があれば」そういった商品を置きたいと回答した生協もあります。利用されている方は「こういう商品が買いたい」と声を届けることが、お店を変える第一歩になると感じました。

2018年度も引き続き、生協及びパーム油に関わっている企業向けのアプローチを企画しています。 ご関心のある方はご連絡ください。また、このような取り組みを応援していただければ幸いです!

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